「どうやって喜べばいいのか…」
劇的同点弾を奪ったのはGKだった。
4位のセビージャは現地時間3月20日、ラ・リーガ第28節で、16位のレアル・バジャドリーと敵地で対戦。上位戦線に踏みとどまるため、下位相手に取りこぼせない一戦だったが、この日は攻撃が噛み合わず。44分にPKで奪われた1点を返せぬまま、試合は最終盤に突入する。しかし、迎えた後半アディショナルタイム4分だった。
CKからゴール前混戦となり、ジュル・クンデがゴール右から中央に折り返すと、最後にこれに反応したのが、ラストチャンスにかけ攻撃参加していたGKボノだ。利き足の左足で流し込み、鮮やかにネットを揺らした。
【動画】後半AT、セビージャを救ったのは守護神の左足!(52秒~)
ゴールが決まるや、モロッコ代表守護神はベンチに向かい猛然と走り出し、感情を爆発。思わずユニホームを脱ぎ、イエローカードを提示されるほどだった。
試合後にはクラブ公式HPを通じて、「言葉にできない気持ちだよ。どうやって喜べばいいのか分からなかった。とても不思議な気分だ」とコメントを寄せている。
4位のセビージャは現地時間3月20日、ラ・リーガ第28節で、16位のレアル・バジャドリーと敵地で対戦。上位戦線に踏みとどまるため、下位相手に取りこぼせない一戦だったが、この日は攻撃が噛み合わず。44分にPKで奪われた1点を返せぬまま、試合は最終盤に突入する。しかし、迎えた後半アディショナルタイム4分だった。
CKからゴール前混戦となり、ジュル・クンデがゴール右から中央に折り返すと、最後にこれに反応したのが、ラストチャンスにかけ攻撃参加していたGKボノだ。利き足の左足で流し込み、鮮やかにネットを揺らした。
【動画】後半AT、セビージャを救ったのは守護神の左足!(52秒~)
ゴールが決まるや、モロッコ代表守護神はベンチに向かい猛然と走り出し、感情を爆発。思わずユニホームを脱ぎ、イエローカードを提示されるほどだった。
試合後にはクラブ公式HPを通じて、「言葉にできない気持ちだよ。どうやって喜べばいいのか分からなかった。とても不思議な気分だ」とコメントを寄せている。
なお、英公共放送『BBC』によると、セビージャのGKがゴールを奪ったのは、2006-07ヨーロッパリーグのシャフタール・ドネツク(ウクライナ)戦でアンドレス・パロップが決めたヘディング弾以来で、ラ・リーガでは初。また、今年1月にはエイバルのマルコ・ドミトロビッチもアトレティコ・マドリー戦でPKを決めており、同リーグでGKふたりがゴールを挙げたのは1987年以来、34年ぶりの快挙となった。
まさかの“伏兵”による土壇場での一撃にはファンも大興奮。SNS上には熱烈なコメントが続々と集まっている。
「途方もない天才」
「信じられない」
「天使は今日翼を手に入れた」
「私が今まで見た中で最高」
「これがFIFAで起こった場合、私は恐らくコントローラーを壊すね」
「この瞬間はとても特別」
「スタンドにファンがいないのが本当に残念だ」
現地メディア『Football ESPANA』も、「ボノがストライカーとしての本能を発揮し、2020-21リーガ・エスパニョーラで最も奇抜なゴールを決めた」と、シーズンベスト候補に推挙。まさに記録にも記憶にも残る、魂のゴールだった。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
まさかの“伏兵”による土壇場での一撃にはファンも大興奮。SNS上には熱烈なコメントが続々と集まっている。
「途方もない天才」
「信じられない」
「天使は今日翼を手に入れた」
「私が今まで見た中で最高」
「これがFIFAで起こった場合、私は恐らくコントローラーを壊すね」
「この瞬間はとても特別」
「スタンドにファンがいないのが本当に残念だ」
現地メディア『Football ESPANA』も、「ボノがストライカーとしての本能を発揮し、2020-21リーガ・エスパニョーラで最も奇抜なゴールを決めた」と、シーズンベスト候補に推挙。まさに記録にも記憶にも残る、魂のゴールだった。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部