現地時間３月15日に行なわれたラ・リーガ第27節で、前節終了時点で２位のバルセロナが、岡崎慎司を擁する最下位のウエスカとホームで対戦した。岡崎は４試合連続でベンチスタートとなった。

　開始13分、ブスケッツのパスを受けたメッシがマーカーのスライディングを瞬時にかわし、一度ドリブルを入れてから左足を一閃。強烈なシュートを突き刺し、幸先よく先制点を奪う。

　さらに、35分にもペドリのパスを受けたグリエーズマンが、豪快なミドルシュートを叩き込み、リードを広げる。

　その後も一方的に押し込み、このまま折り返すかと思われた前半アディショナルタイム、カウンターを受けたバルサは、GKテア・シュテーゲンが敵FWラファ・ミルにファウルを犯してPKを献上。これをミルに決められて、２－１とされる。

　１点差に迫られるも、後半に入って53分に突き放す。ショートコーナーからメッシが上げた正確なクロスに、ミンゲサが打点の高いヘッドで合わせて３点目を奪う。21歳のスペイン人DFは、これがラ・リーガ初ゴールとなった。

　その３分後にピンチを招いたものの、ミルのシュートミスに助けられたホームチームは、最後までウエスカに主導権を渡さず、試合をコントロールする。

　迎えた後半アディショナルタイムにも、メッシがエリア外から狙ったシュートがDFに当ってゴールに吸い込まれ、４点目を奪ったバルサが４－１で快勝。４連勝で、今節ヘタフェと引き分けた首位アトレティコ・マドリーに４ポイントに迫っている。

　なお、岡崎は２試合ぶりの出番なしに終わっている。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

【動画】CLパリSG戦でメッシが決めた圧巻のミドルシュート