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サウサンプトンが首位マンCと合計7発の乱打戦を演じるも大敗。南野拓実は無念の出番なし

カテゴリ:海外日本人

サッカーダイジェストWeb編集部

2021年03月11日

先制を許した10分後に同点に追いつくも…

シティ戦で南野に出番は最後まで訪れなかった。(C) Getty Images

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 現地時間3月10日に前倒しで開催されたプレミアリーグ第33節で、日本代表FW南野拓実が所属する14位のサウサンプトンは、敵地で首位のマンチェスター・シティと対戦。前節に負傷明けで即スタメン復帰を果たした南野だが、この試合はベンチスタートとなった。

 立ち上がりは、前節にリーグ戦10試合ぶりの勝利を収めたアウェーのサウサンプトンがやや優勢に試合を進めるも、フィニッシュまでは持ち込むことができない。

 すると15分、徐々に攻勢を強めてきたシティにあっさり先制を許す。左SBのジンチェンコが深く抉って上げたクロスにフォデンが合わせたシュートはクロスバーに助けられるも、即座にこぼれ球に反応したデ・ブルイネに押し込まれた。

 だが、10分後にサウサンプトンも反撃。CKにヴェステルゴーがヘディングで合わせた際に倒されて獲得したPKを、ウォード=プラウズが落ち着いてゴール中央に流し込み、同点に追いつく。

 一気に勝ち越し点を奪いにかかるセインツは、33分にもゴール前でチェ・アダムスの落としを受けたウォード=プラウズが無回転気味の強烈なシュートを放つが、相手守護神エデルソンの好守に阻まれる。

 逆に40分、一瞬の隙をつかれ、シティに再びゴールを奪われる。敵陣深くでサイドチェンジを狙ったところを中央でマハレズにカットされ、そのままゴール前から左足で豪快に叩き込まれた。これで俄然勢いを増した首位チームの攻撃を止められず、前半アディショナルタイム3分にも、マハレズのシュートのこぼれ球を拾ったギュンドアンのシュートで被弾。あっという間に1-3とリードを広げられ、前半を終える。
 
 迎えた後半もサウサンプトンは一方的に攻め込まれる時間が続き、守備に終始。55分には個人技でマハレズに翻弄され、4点目を与えてしまう。

 しかし、その1分後、後半最初のチャンスを確実に仕留める。レドモンドからのパスをペナルティエリア内で受けたアームストロングがシュート、ゴール前でこぼれたところを最後はチェ・アダムスが押し込んだ。

 だが、反撃もここまでだった。直後の59分、デ・ブルイネにゴール前の狭いところを突破され、再び被弾。攻撃の手を一切緩めないシティにトドメの5点目を奪われる。

 その後も互いにチャンスを迎えるが、スコアは動かず。結局、サウサンプトンは2-5で敗れ、連勝とはならなかった。なお、南野に出番は最後まで訪れなかった。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

【動画】合計7発の乱打戦!首位マンC×サウサンプトンのハイライトはこちら
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