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「今季最も露骨なレッド」ヴォルフスブルクDFの“悪質タックル”に世界震撼。「退場に審判は必要なかった」

カテゴリ:ワールド

サッカーダイジェストWeb編集部

2021年03月07日

「前例のない攻撃」と愚行を糾弾

オタビオ(6番)のダブールへの危険なタックルが、世界中で報じられている。(C)Getty Images

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“悪質タックル”が世界中で注目を集めている。

 リーグ戦9試合負けなしと好調で、3位につけるヴォルフスブルクは現地時間3月6日、ブンデスリーガ第24節で11位のホッフェンハイムと敵地で対戦。中位の相手からきっちりと勝点3を奪い、勢いをさらに加速させたいところだったが、この日は思うように攻撃が噛み合わず、1-2とリードを許して最終盤に突入する。そして迎えた後半アディショナルタイム4分だった。

 CKを獲得したアウェーチームは、守護神クーン・カステールスも前線に上がり、ラストチャンスに懸ける。ただ、ヘディングでクリアされると、ゴールはがら空きという状況で、相手FWムナス・ダブールへと繋がり、一転大ピンチになってしまう。

 GKカステールスとDFパウロ・オタビオが後ろから必死に追いかけるが、無人のゴールに向かって突き進むダブールに追い付けず、ペナルティエリア手前まで到達し、誰もが失点を覚悟したその瞬間だった。
 
 なんとオタビオは真後ろから飛び蹴りに近いような格好で、相手の足を挟み込み、なぎ倒す愚行に出る。その結果、ダブールは転倒して失点は防いだものの、当然26歳のブラジル人にはレッドカードが提示され、退場となった。

【動画】ブラジル人DFオタビオによる真後ろからの超危険タックルはこちら

 目を疑うようなラフプレーに各メディアも反応。現地紙『Bild』が「あの退場に審判は必要なかった。濃い赤ではなく黒だ」と訴えれば、オランダ紙『AD』と英紙『The Sun』もそれぞれ、「前例のない攻撃」「今季最も露骨なレッドカードを受けたのは、恐るべき2本足での挑戦だった」と、驚きをもって伝えている。

 一歩間違えれば怪我でキャリアを潰しかねない、危険極まりない行為だっただけに、ダブールが大事に至らなかったのは幸いだった。なお、試合はこのファウルによる直接FKが大きく外れたところで、そのまま終了している。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部
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