再三の決定機をモノにできず無得点に終わった群馬。昇格組の相模原はJ2初の勝点奪取!

カテゴリ:Jリーグ

広島由寛(サッカーダイジェストWeb編集部)

2021年03月07日

84分の進のシュートはポストを叩く

相模原と群馬の一戦はスコアレスドロー。相模原は嬉しいJ2初の勝点奪取。写真:徳原隆元

画像を見る

 Jリーグは3月7日、J2第2節の6試合を各地で開催。相模原ギオンスタジアムでは、SC相模原とザスパクサツ群馬の一戦が行なわれ、0-0の引き分けに終わった。

 最初にペースを掴んだのは群馬。マイボールにすれば、縦に素早く、人数をかけて攻め込んでいく。そのアタックは流動性があり、シュートに持ち込めなくてもCKを取るなど、ゲームを優位に進めていく。

 劣勢の相模原は粘り強く守りながらも、ホムロ、平松の2トップを起点にワンチャンスを狙っていく。しかし、なかなか敵陣でのプレータイムを増やせない苦しい時間が続く。44分にはセットプレーからホムロが決定機を迎えるも、シュートは枠を捉えなかった。

 前半終了間際には群馬もセットプレーから田中がビッグチャンスを得るも、これは相模原のGK三浦のファインセーブの前にゴールをこじ開けられない。

 スコアレスで迎えた後半も群馬がボールを握る展開。テンポよくパスを回しながら攻め込む隙を作ろうとする。50分には好位置から大前がFKで直接狙うも、これはバーに嫌われる。立て続けに、右サイドからのクロスに青木がヘッドで合わせて相手守備陣を脅かす。
 
 その後は相模原も反撃を試み、いくつか惜しい場面を作るも得点は生まれず。一方の群馬は84分に途中出場の進が強烈な右足シュートを放つも、ポストを叩く。

 お互いに最後まで懸命にゴールを目指したが、試合は0-0のままタイムアップ。勝点1を分け合う結果となった。

取材・文●広島由寛(サッカーダイジェストweb編集部)
【関連記事】
【相模原】昇格組が生き残るための最善策。キーワードは「共有」と「精度」
【SC相模原】未知なる舞台に挑むチームにおいて藤本淳吾が語る「自分の役割」
【群馬】江坂や瀬川らに続く“出世頭”候補。26番を受け継ぐ長身FW一木立一に注目
【群馬】「初めてゴールを決めて泣きそうになった」引退発表の林陵平が”今季初得点”に抱いた想い
Jリーガーが選ぶ「好きな女性タレント・女優・歌手」ランキング! 2位は長澤まさみ。2年連続で1位に輝いたのは――

サッカーダイジェストTV

詳細を見る

 動画をもっと見る

Facebookでコメント

サッカーダイジェストの最新号

  • 週刊サッカーダイジェスト なでしこJに続け!
    4月10日発売
    U-23日本代表
    パリ五輪最終予選
    展望&ガイド
    熾烈なバトルを総力特集
    詳細はこちら

  • ワールドサッカーダイジェスト 世界各国の超逸材を紹介!
    4月18日発売
    母国をさらなる高みに導く
    「新・黄金世代」大研究
    列強国も中小国も
    世界の才能を徹底網羅!!
    詳細はこちら

  • 高校サッカーダイジェスト 高校サッカーダイジェストVo.40
    1月12日発売
    第102回全国高校選手権
    決戦速報号
    青森山田が4度目V
    全47試合を完全レポート
    詳細はこちら

>>広告掲載のお問合せ

ページトップへ