「最も驚いたのは…」冨安健洋が衝撃を受けた日本とイタリアの“違い”。 ボローニャの先輩・中田英寿への思いも明かす

カテゴリ:海外日本人

ワールドサッカーダイジェスト編集部

2021年02月28日

吉田麻也とも「競えるようでなければ」

イタリアでも常に注目を集める存在となっていた冨安。負傷離脱は残念だが、復帰が待たれる。(C)Getty Images

画像を見る

 負傷で実現しなかった。だが、リーグを代表するストライカーであるチーロ・インモービレとの対戦を前にしたインタビューは、抜群の注目度を誇る冨安健洋に対する評価の表れと言えるだろう。

 現地時間2月27日に行われたセリエA第24節、ボローニャ対ラツィオの試合を前に、セリエAの公式YouTubeチャンネルが日本代表DFにインタビューした。日本語での回答に英語の音声をつけて紹介している。

 移籍して1年半が経ち、文化の違いにも慣れたはずだ。だがやはり、最初は国民性の違いに驚いたという。冨安は「驚いたのは人の個性。日本では多くの人が落ち着いていて静かですが、イタリアの人は対照的に情熱的で感情をオープンにします。それが最大の違いでした」と話した。

「イタリアに来てもっとも驚いたのは、街を歩いているときのファンとの交流でした。『元気か』『写真撮ろうぜ』『サインちょうだい』と簡単にアプローチしてきます。日本ではなかったことで、僕には新しい経験でした」

 ボローニャの人々にとって、日本人選手は中田英寿以来、2人目となる。冨安は「個人的に会ったことはなく、サッカーをしている姿を見ただけです」としたうえで、偉大な先人に敬意を払っている。

「日本人選手に欧州トップリーグへの扉を本当に開いた最初の選手だと思います。本当にリスペクトしています」
 
 現在、セリエAでプレーする日本人選手は、冨安とサンプドリアに所属する吉田麻也だ。冨安は代表キャプテンについて「僕らはともに、監督が守備に関して戦術にとても集中する国のDFです」と述べている。

「(吉田から)多くを学びましたが、同じリーグの別のチームに所属しています。彼に対しても競えるようでなければいけません」

 冨安が飛躍を遂げるうえで、シニシャ・ミハイロビッチ監督との出会いも大きかった。指揮官について、冨安は「非常にポジティブな関係です」と感謝の気持ちを表している。

「選手として成長するには試合に出なければいけないと思うので、1年目はSB、今は右でもCBでもと、こうやって機会をくれることに感謝しています。特にひとつのポジションでやることは優先しておらず、それより出場機会が大切です」

 実際、冨安は「両足でプレーできる」ことが自らの強みであり、その点はボローニャに加入してから「さらに向上した」とも話している。「CBとしてプレーしていますが、後方から攻撃をビルドアップするのも好きです」と、攻撃参加への意欲もうかがわせた。

 最終ラインのあらゆるポジションをこなす22歳は、夏の去就も注目される人気銘柄となった。残念ながら負傷で2~3週間戦列を離れることになったが、復帰後の活躍が大きく期待される。

構成●ワールドサッカーダイジェスト編集部

Facebookでコメント

サッカーダイジェストの最新号

  • ワールドサッカーダイジェスト WSD責任編集
    5月13日発売
    決定版が完成!!
    EURO2020
    展望&ガイド
    出場24か国選手名鑑
    詳細はこちら

  • 週刊サッカーダイジェスト 6月24日号
    6月10日発売
    サッカーの真理地球へ
    「天才」を極める
    小野伸二×中村憲剛対談ほか
    充実の総力特集!
    詳細はこちら

  • ワールドサッカーダイジェスト ワールドサッカーダイジェスト
    6月3日発売
    EURO2020
    出場24か国
    コンプリートガイド
    選手名鑑&徹底チーム解説
    詳細はこちら

  • 高校サッカーダイジェスト 高校サッカーダイジェストVol.32
    1月15日発売
    第99回高校選手権
    決戦速報号
    山梨学院が11年ぶりV
    全47試合を総力レポート!
    詳細はこちら

>>広告掲載のお問合せ

ページトップへ