「理解できない」守護神の起用
現地時間2月6日に開催されたプレミアリーグ第23節で、マンチェスター・ユナイテッドはエバートンと3-3で引き分けた。勝てば暫定ながら首位マンチェスター・シティと並んでいただけに、2ポイントを落としたのは痛手だ。
前半で2点をリードしたマンチェスター・Uだったが、後半の立ち上がりに1点を返されると、直後にも追加点を献上。スコット・マクトミネイのゴールで一度は勝ち越したが、試合終了直前のアディショナルタイムにドミニク・キャルバート=ルーウィンに同点弾を決められた。
この結果を受け、マンチェスター・Uの守護神が批判を受けている。49分にエバートンの猛反撃を生み出したアブドゥライ・ドゥクレのゴールは、キャルバート=ルーウィンのクロスをダビド・デ・ヘアが弾いたこぼれ球を押し込まれたものだったからだ。
自らのミスから失点を招いたデ・ヘアには批判の声が寄せられている。英衛星放送『Sky Sports』で解説を務めたユナイテッドOBのガリー・ネビルは「守備では本当に酷いときがあった。とくにデ・ヘアの弾きは本当に弱かった」と苦言を呈した。
「ユナイテッドは良いプレーをしていたと思う。前線の2人はお見事だった。だけど、守備はひどかったよ。これまでとはまるで逆みたいだった。プレーは悪くても、攻撃で良い時間帯を作って試合に勝っていたのが、今夜は良いプレーだったのに酷い守備でやられたんだ」
前半で2点をリードしたマンチェスター・Uだったが、後半の立ち上がりに1点を返されると、直後にも追加点を献上。スコット・マクトミネイのゴールで一度は勝ち越したが、試合終了直前のアディショナルタイムにドミニク・キャルバート=ルーウィンに同点弾を決められた。
この結果を受け、マンチェスター・Uの守護神が批判を受けている。49分にエバートンの猛反撃を生み出したアブドゥライ・ドゥクレのゴールは、キャルバート=ルーウィンのクロスをダビド・デ・ヘアが弾いたこぼれ球を押し込まれたものだったからだ。
自らのミスから失点を招いたデ・ヘアには批判の声が寄せられている。英衛星放送『Sky Sports』で解説を務めたユナイテッドOBのガリー・ネビルは「守備では本当に酷いときがあった。とくにデ・ヘアの弾きは本当に弱かった」と苦言を呈した。
「ユナイテッドは良いプレーをしていたと思う。前線の2人はお見事だった。だけど、守備はひどかったよ。これまでとはまるで逆みたいだった。プレーは悪くても、攻撃で良い時間帯を作って試合に勝っていたのが、今夜は良いプレーだったのに酷い守備でやられたんだ」
さらにネビルは、「最後の場面でデ・ヘアはボールに向かって前に出ることもなかった。GKにはストライカーを食ってもらいたいと思うものだ」と続けている。
「デ・ヘアはもう少し勇敢になれたか? 私がユナイテッドのDFなら、あのプレーは不満だろうね。キャルバート=ルーウィンは勇敢だったがが、デ・ヘアはそうじゃない」
また、元イングランド代表FWのアグボガブリエル・アグボンラホールは、英スポーツ専門ラジオ局『talkSPORT』で、「デ・ヘアについては何度言ってきた?」と、オレ・グンナー・スールシャール監督に守護神交代を求めた。
「ディーン・ヘンダーソンが先発出場すべきだ。デ・ヘアはあまりに多くのミスをしてきた。彼は外されるべきだと思う。でも、スールシャールはそういう監督ではない。何をしようが、デ・ヘアが出るんだ。理解が出来ないね」
近年、ミスを重ね、辛辣な批判を浴びせられることも少なくないデ・ヘア。今回のプレーはあまりに痛恨だったが、それでもなお、指揮官からの信頼は揺るがないのだろうか。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部