見せ場を作った男
現地時間2月6日に開催されたプレミアリーグ第23節で、南野拓実が所属する12位のサウサンプトンは、敵地に乗り込んで16位のニューカッスルと対戦した。
プレミアリーグでは4連敗中で、前節のマンチェスター・ユナイテッド戦では0-9の大敗を喫したサウサンプトンは、今月2日にリバプールから獲得したばかりの南野をスタメンに抜擢。4-4-2の左サイドハーフで起用した。
試合は立ち上がりからコンパクトな陣形を保った両軍が、中盤で激しくボールを奪い合う攻防戦が続いた。注目された南野は、中央にポジションを絞りながら積極果敢にプレー。7分には、右サイドからカットイン気味に仕掛けたレドモンドのスルーパスに走り込んで、惜しいシーンをいきなり創出するなど、アグレッシブな姿勢を見せた。
調子の良さを感じさせるサウサンプトンの“ニューカマー”。一方、ニューカッスルの新戦力も決定的な仕事をやってのける。15分、左サイドを突破したマクシマンのクロスを移籍期限のギリギリにアーセナルから駆け込んだウィロックが合わせてゴールネットを揺らした。
26分には、相手MFアルミロンのゴールで点差を広げられてしまったサウサンプトン。その中で、あの男が見せ場を作る。29分、敵エリア内左でバートランドのパスを受け取った南野が縦に突破。相手DFたちに囲まれながらも左足を思い切って振り抜くと、ゴール左上隅を射抜いた。
英公共放送『BBC』の解説を務めるマイケル・ブラウン(元シェフィールド・ユナイテッド)が「素晴らしい走りからたまげたフィニッシュだった」と絶賛した南野の豪快弾で点差を詰め、息を吹き返したかに思えたサウサンプトン。だが、前半終了間際のアディショナルタイム4分にアルミロンにゴールを奪われて再び2点差にされてしまう。
【PHOTO】南野拓実や久保建英が! 2021年冬の移籍市場で新天地を求めた名手たちを一挙紹介!
プレミアリーグでは4連敗中で、前節のマンチェスター・ユナイテッド戦では0-9の大敗を喫したサウサンプトンは、今月2日にリバプールから獲得したばかりの南野をスタメンに抜擢。4-4-2の左サイドハーフで起用した。
試合は立ち上がりからコンパクトな陣形を保った両軍が、中盤で激しくボールを奪い合う攻防戦が続いた。注目された南野は、中央にポジションを絞りながら積極果敢にプレー。7分には、右サイドからカットイン気味に仕掛けたレドモンドのスルーパスに走り込んで、惜しいシーンをいきなり創出するなど、アグレッシブな姿勢を見せた。
調子の良さを感じさせるサウサンプトンの“ニューカマー”。一方、ニューカッスルの新戦力も決定的な仕事をやってのける。15分、左サイドを突破したマクシマンのクロスを移籍期限のギリギリにアーセナルから駆け込んだウィロックが合わせてゴールネットを揺らした。
26分には、相手MFアルミロンのゴールで点差を広げられてしまったサウサンプトン。その中で、あの男が見せ場を作る。29分、敵エリア内左でバートランドのパスを受け取った南野が縦に突破。相手DFたちに囲まれながらも左足を思い切って振り抜くと、ゴール左上隅を射抜いた。
英公共放送『BBC』の解説を務めるマイケル・ブラウン(元シェフィールド・ユナイテッド)が「素晴らしい走りからたまげたフィニッシュだった」と絶賛した南野の豪快弾で点差を詰め、息を吹き返したかに思えたサウサンプトン。だが、前半終了間際のアディショナルタイム4分にアルミロンにゴールを奪われて再び2点差にされてしまう。
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差を広げられた後半にサウサンプトンは立ち上がりから攻勢に出る。開始3分には、敵エリア手前で得たFKのチャンスでウォード=プラウズが非の打ち所がない鮮やかなシュートを決めて点差を詰める。
直後の50分には南野のドリブル突破を止めたニューカッスルのヘンドリックが二度目の警告で退場になり、数的優位となったサウサンプトンは一気に攻勢を強める。53分にはCKからヴェステルゴーが、62分にイングスが、それぞれ狙ったがいずれもゴールには至らなかった。
時間の経過と共にワンサイドゲームに持ち込んだサウサンプトンだったが、自陣に引いて人海戦術に持ち込んだニューカッスルの守備ブロックを崩しきれない。
78分には、すでに交代枠を消化していたニューカッスルのDFシェアが負傷退場となり、ホームチームは9人となったが、アウェイチームは単調な攻撃のリズムを変えられずに終わった。
結局、試合は2-3で終了。リーグ戦5連敗を喫したサウサンプトンは、南野のデビュー弾という好材料はあったが、悪い流れを食い止めることはできなかった。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
直後の50分には南野のドリブル突破を止めたニューカッスルのヘンドリックが二度目の警告で退場になり、数的優位となったサウサンプトンは一気に攻勢を強める。53分にはCKからヴェステルゴーが、62分にイングスが、それぞれ狙ったがいずれもゴールには至らなかった。
時間の経過と共にワンサイドゲームに持ち込んだサウサンプトンだったが、自陣に引いて人海戦術に持ち込んだニューカッスルの守備ブロックを崩しきれない。
78分には、すでに交代枠を消化していたニューカッスルのDFシェアが負傷退場となり、ホームチームは9人となったが、アウェイチームは単調な攻撃のリズムを変えられずに終わった。
結局、試合は2-3で終了。リーグ戦5連敗を喫したサウサンプトンは、南野のデビュー弾という好材料はあったが、悪い流れを食い止めることはできなかった。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部