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練習遅刻で最大280万円の支払いを要求!? ランパードがチェルシーで科していた厳しすぎる“罰金リスト”が流出

カテゴリ:メガクラブ

サッカーダイジェストWeb編集部

2021年01月28日

厳格な姿勢は裏目に

厳格な指導を行なっていたランパード。彼がチーム内で科していたルールも相当なものだった。 (C) Getty Images

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 現地時間1月26日に、現役時代の古巣だったチェルシーを電撃解任されたフランク・ランパード。42歳の青年監督が定めていた驚きの“罰金リスト”が明るみになった。

 就任2年目の今シーズン、ランパードは、チームが総額2億ポンドの資金を投じた大型補強を行なったなかで、開幕から有効な戦術を見出せずに苦戦。直近のプレミアリーグ8試合で2勝1分け5敗と復調の兆しが見られなかったため、「クラブの期待に応えているとは言い難い」として、監督解任の憂き目に遭った。

 クラブ史に残る大物OBの更迭劇は小さくない波紋を広げることになったが、クラブがそれを断行した理由として一部メディアでは、厳しい規律を求めて一部の選手と衝突したことが指摘されている。

 そうしたなかで、英紙『Mirror』は、ランパードが昨シーズンに違反行為をした選手に科していた細かな罰金リストをリーク。本人の署名付きの用紙にプリントされた“12傑”は、いずれも重いものばかりである。

1:試合への出発時間に遅刻=2500ポンド(約35万円)
2:練習への遅刻=2500ポンド(約35万円※15分遅れるごとに2500ポンド追加)
3:ジムトレーニングへの遅刻=1000ポンド(約14万円)
4:治療への遅刻=2500ポンド(約35万円)
5:ミーティングへの遅刻=1分ごとに500ポンド(約7万円)
6:チーム全員のトレーニングセッションへの遅刻=2万ポンド(約280万円)
7:食事かミーティング中に携帯が鳴る=1000ポンド(約14万円)
8:移動時に不許可の衣類や持ち物を身に着ける=1000ポンド(約14万円)
9:監督かコーチに通知なくチームバスに戻らない=5000ポンド(約70万円)
10:理由もなくコミュニティ活動を拒否、あるいは欠席=5000ポンド(約70万円)
11:練習の1時間半前までに怪我や病気を報告しない=1万ポンド(約140万円)
12:メディカルチェックへの遅刻:2500ポンド(約35万円)
 
 こうした取り決めはどのチームにも存在するものだが、遅刻で最大280万円も没収されるのは、あまりに厳しいと言える。『Mirror』によれば、支払いは14日以内となっており、期限を過ぎた場合は罰金額が倍になるというからさらに驚きである。

 厳格な規律を設けて、チームの和を保とうとしたランパード。しかし、一部主力からの反発が生まれたという報道が確かならば、チェルシーのスーパーレジェンドの行動は裏目に出てしまったと言わざるを得ない。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部
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