何かしらの理由をつけて毎年のように…
スターの取り扱い方は一歩間違えれば、小さくない代償を伴う。そのため、時には自由な振る舞いも認めることも重要なのかもしれない。
今月3日にパリ・サンジェルマンに就任したマウリシオ・ポチェティーノは、エースに自由を与えるようだ。現地時間1月22日、英紙『The Sun』をはじめとする海外の複数メディアは、アルゼンチン人指揮官が、同クラブのエースであるネイマールに、妹の誕生日会へ参加するための特別休暇を与えると報じた。
ここ数年、ネイマールは3月11日に開かれる妹のラファエラさんのバースデーパーティーに参加するたびに“問題”を抱えてきた。15年と16年には出場停止処分を受け、17年は筋肉の故障、18年はつま先の骨折、19年は足首の故障と、何かしらの理由をつけて帰国している。
今月3日にパリ・サンジェルマンに就任したマウリシオ・ポチェティーノは、エースに自由を与えるようだ。現地時間1月22日、英紙『The Sun』をはじめとする海外の複数メディアは、アルゼンチン人指揮官が、同クラブのエースであるネイマールに、妹の誕生日会へ参加するための特別休暇を与えると報じた。
ここ数年、ネイマールは3月11日に開かれる妹のラファエラさんのバースデーパーティーに参加するたびに“問題”を抱えてきた。15年と16年には出場停止処分を受け、17年は筋肉の故障、18年はつま先の骨折、19年は足首の故障と、何かしらの理由をつけて帰国している。
だが、今年はその心配も必要がなさそうだ。「ポチェティーノが“特例”による離脱を認める」と報じた『The Sun』は、スペインのラジオ局『Cadena SER』の番組「El Larguero」の取材に応じたアルゼンチン人監督の言葉を伝えている。
「戦術に幅を持たせることは重要だ。だけど、何よりもそれぞれにあった管理をすることは基本だ。私が指導者になったとき、柔軟性はいらないと考えてきた。しかし、12年が経って、私はあらゆることを柔軟的に考えるようになった。すべてのことを話し合って考えるべきだとね。新しい世代の意見に耳を傾け、議論を何よりも優先するんだよ」
さらに「物事は自分の考えを押し付けるだけでは何も勝ち取れない。話し合って、解決する。時が来れば、分かることだ」と明言を避けながらも、ネイマールの自由を認める可能性を匂わせたポチェティーノ。ともすれば、不満分子も生みかねないが、この措置は功を奏するのだろうか。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
「戦術に幅を持たせることは重要だ。だけど、何よりもそれぞれにあった管理をすることは基本だ。私が指導者になったとき、柔軟性はいらないと考えてきた。しかし、12年が経って、私はあらゆることを柔軟的に考えるようになった。すべてのことを話し合って考えるべきだとね。新しい世代の意見に耳を傾け、議論を何よりも優先するんだよ」
さらに「物事は自分の考えを押し付けるだけでは何も勝ち取れない。話し合って、解決する。時が来れば、分かることだ」と明言を避けながらも、ネイマールの自由を認める可能性を匂わせたポチェティーノ。ともすれば、不満分子も生みかねないが、この措置は功を奏するのだろうか。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部