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「私はバカじゃない!」低調チェルシーを指揮するランパードがメディアに激怒「常に確証バイアスがある」

カテゴリ:メガクラブ

ワールドサッカーダイジェスト編集部

2021年01月23日

FAカップに敗れれば解任との報道も…

メディアの報道に苦言を呈したランパード監督。(C)Getty Images

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 直近のプレミアリーグ8試合で2勝1分け5敗と苦しむチェルシーは、フランク・ランパード監督の進退が取りざたされている。

 シーズン序盤が嘘のように転落を続けるチェルシーとあり、ランパードに対する重圧は高まるいっぽうだ。すでに後任候補としてトーマス・トゥヘルらの名前が挙がり、今シーズン末まで暫定監督に託す可能性も噂されている。

 当然、ランパードは胸中穏やかではないだろう。米スポーツチャンネル『ESPN』によると、22日に開かれた会見で、選手の自信回復について問われたイングランド人指揮官は、「公平に言えば、今、君らが書くものを読めば、選手たちの自信はボロボロになる」と不満をこぼした。

「私もいくつか読んだが、常に確証バイアスがあるじゃないか。まるで、ネガティブな反応を引き出そうとするSNS評論家のようだよ。ジャーナリストにとって、客観的であることが大きなスタートだと思う」

 チームは24日、FAカップで2部ルートンと対戦する。格下相手の失敗は許されない。すぐに流れを改善させなければ、チェルシーの首脳陣はランパードの解任に踏み切るとも報じられている。
 
 だが、ランパードは自身の進退報道に「耳を傾けていない。SNSなどを見ればどこにでもあるというだけだ。私はしない。私はバカじゃない」と強調した。

「トップクラブを率いる重圧は知っている。だが、自分の仕事をするのみだ」

 さらに「内部の会話については話さない。現役時代よりクラブ上層部と話している」と続けたランパードは、こう意気込んだ。

「プレミアリーグを見ても、普段は問題を抱えないようなチームたちが、今シーズンは問題を抱えたり、今も抱えていたりするだろう。私は仕事を続けるだけだ」

 選手としてチェルシーのレジェンドとなったランパードが、指揮官としてシーズン半ばの解任という憂き目に遭うのか。まずは、ルートン戦に大きな注目が集まる。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部
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