「完全な関係破たんだ」6人交代の失態演じたローマに内紛騒動。監督との“亀裂”でエースの主将ジェコが退団か

カテゴリ:メガクラブ

サッカーダイジェストWeb編集部

2021年01月23日

前代未聞の失態で溝が深まる

ローマのエースにしてキャプテンのジェコは、指揮官との関係性が緊張状態にあるようだ。 (C) Getty Images

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 前代未聞の失態は、指揮官と主将の溝を深めることになったようだ。

 現地時間1月19日に開催されたコッパ・イタリア5回戦でスペツィアに敗れたローマは、延長戦に6人目の選手交代に踏み切る失態を演じた。22日には、正式に0-3で没収試合扱いとなることが発表され、世界的なイメージダウンが避けられない中、クラブはチームマネジャーら幹部2名を解任した。

 だが、マネジャーのこれまでの仕事を評価し、感謝するチームの面々は不満を露にしたようだ。イタリア・メディアによると、21日には練習前に一部主力とパウロ・フォンセカ監督らテクニカルスタッフが衝突したという。

 とくに、その関係性が微妙とみられるのが、エースで主将のエディン・ジェコとフォンセカだ。

 ローマは23日にセリエA第19節で再びスペツィアと対戦するが、フォンセカは前日会見にジェコの欠場を明かした。伊衛星放送『Sky Sport』によると、19日の試合で打撲を負い、その痛みがあると話している。

 だが、各メディアは、ジェコ欠場の理由が指揮官との衝突にあるとみているようだ。『Sky Sport』は、以前からフォンセカとの確執が取りざたされているエースの欠場は、「規律的な理由」と報道。さらに伊紙『Corriere dello Sport』は、「完全な関係破たんだ」と伝えている。

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 昨シーズンのヨーロッパリーグ敗退以降、フォンセカとの関係悪化が囁かれていたジェコは、今シーズン開幕前にユベントス移籍が騒がれた。だが、ローマが代役候補のアルカディウシュ・ミリク獲得を見送ったこともあり、最終的に残留し、引き続き腕章を巻いている。

 しかし、監督との亀裂が決定的となれば、冬のマーケット期間中だけに、ジェコの去就が注目されるところだ。『Sky Sport』は、現時点で交渉はないとしたうえで、ウェストハムやウォルバーハンプトンが関心を寄せていると伝えた。

 ただ、ローマはフォンセカの進退も微妙な状況だ。宿敵ラツィオとのダービーで完敗し、コッパ・イタリアで屈辱的な敗退と失態を演じただけに、23日のスペツィア戦次第では監督交代があると言われている。仮に解任に踏み切った場合、クラブがジェコを手放す理由はないのだ。

 まずは、23日のスペツィア戦を見守る必要がありそうだ。確かなのは、大変な緊張に包まれているということ。セリエAで4位につけているローマの今後が注目される。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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