現地時間１月17日、ブンデスリーガ第16節が行なわれ、長谷部誠と鎌田大地が所属するフランクフルトは、ホームにシャルケを迎えた。

　この試合で長谷部はボランチの一角で先発。鎌田と、先日レアル・マドリーから今シーズン末までの期限付き加入が発表されたルカ・ヨビッチがベンチ入りした。

　ヨビッチは昨シーズンまでフランクフルトに在籍しており、長谷部や鎌田とも見知った仲。トレーニングに復帰したセルビア代表FWを、長谷部が歓迎する様子などがクラブ公式SNSで公開され、話題を呼んでいた。

　試合は28分にアンドレ・シウバが先制点を奪うが、１分後にシャルケのホッペに奪い返される。前半を１-１で折り返すも、主導権を握りながらも得点を奪えないフランクフルトのアディ・ヒュッター監督は、62分にドゥルムに代えてヨビッチを投入する。

　そして出場10分後に23歳のストライカーが大仕事をやってのける。左サイドを駆け上がったフィリップ・コスティッチが中央に折り返したクロスに、中央に走り込んだヨビッチが右足でミート。豪快なダイレクトシュートを突き刺し、２-１とする。

　さらに90＋１分、CKのこぼれ球を捉えたヨビッチがゴール前で冷静に切り返して右足を振り抜いてネットを揺らし、ドッペルバックでチームの勝利を呼び込んだ。

　フランクフルトはこれで今シーズン初のリーグ４連勝。試合後は、34歳でこの試合が現役最後となった主将のダビド・アブラアムを胴上げし、偉大なキャプテンを称えた。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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