「まさに最高傑作だ」中村俊輔の伝説FK弾はジダンを超える!? セルティック地元紙で“史上最高ゴール”候補に

カテゴリ:メガクラブ

サッカーダイジェストWeb編集部

2021年01月16日

往年の名手を棒立ちにさせたFK弾

セルティックのクラブ史にその名を刻んだ中村。そのゴラッソが再び注目を集めている。 (C) Getty Images

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 サムライ戦士が決めた伝説のゴールが再び脚光を浴びている。

 そのキッカケとなったのは、現地時間1月12日に行なわれたスコットランド・プレミアシップ第23節のダンディー・ユナイテッド対セントジョンストン戦で生まれたスーパーゴールだ。

 53分、1点のビハインドを負ったダンディーは、右サイドのスペースでボールをもらったスコットランド代表FWローレンス・シャンクランドが、ハーフウェーラインをわずかに越えた位置から右足一閃。思い切りよく放った渾身のショットは美しい弧を描き、前に出ていた相手GKの頭上を越えてゴールに決まった。

 このゴールが大きな議論を巻き起こした。スコットランド紙『Daily Record』は「スコットランドで決まった最高の一撃」と銘打った特集記事を掲載。同紙で執筆する7人のライター陣にそれぞれの印象に残ったゴールを挙げさせた。

 2002年5月にグラスゴーで行なわれたチャンピオンズ・リーグ(CL)決勝で、レアル・マドリーのジネディーヌ・ジダン(現マドリー監督)が決めた超有名なボレーシュートなど、様々なゴラッソが選ばれるなか、グレーム・ヤング記者は2006-07シーズンのCLグループステージ第5節で、セルティックの中村俊輔がユナイテッド相手に決めた直接FKを選出した。

 クラブ史上初となるCLグループステージ突破がかかった本拠地セルティック・パークでの一戦。中村に最大の見せ場が訪れたのは、スコアレスで迎えた81分、敵ゴール前約30メートルの位置でFKのチャンスを得る。冷静にゴールを見定めた日本人MFは、鋭く曲がり落ちるボールをゴール右上へ突き刺し、名手エドウィン・ファン・デルサルの牙城を崩したのである。

【動画】「最高傑作」は色褪せない! マンUを撃破した中村俊輔の伝説ゴールはこちら
 長きに渡るセルティックの歴史に残るとも言われる伝説の一撃をチョイスしたヤング記者は、その理由を次のように綴っている。

「日本のアイコンがグラスゴーにいた4年間は、本当に輝かしい瞬間に溢れていた。その中でも、まさに最高傑作と呼べるのは、チャンピオンズ・リーグでマンチェスター・ユナイテッドを相手に決めたゴールだ。30ヤードの距離から決めた完璧なFKは、サー・アレックス・ファーガソン監督のチームを撃破し、セルティックを史上初の16強に導くものだった。

 ゴードン・ストラカン監督があれだけ早く走ったのは観たことがない。歓喜のあまりクリスチアーノ・ロナウドでさえ、置き去りにしていた。人々は、ナカムラはフリーキックを蹴ることを楽しんでいただけだと言うかもしれない。だが、最大の舞台で彼のトレードマークであるスキルを示したことが、何よりも特別なものにしている。当時、世界最高のGKだった男が、ただただ呆然と取り残されていたのだから」

 15年の歳月が流れても、多くの記者やファンの記憶の中で、中村の決めたFK弾は色褪せることはないのだろう。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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