「最も不満だったのは…」久保建英を追い続けたビジャレアル番記者が“5か月間”を査定!100点満点で評価すると――【現地発】

カテゴリ:海外日本人

ハビエル・マタ

2021年01月16日

リーガで1点でも決めていれば、流れは変わっていたかもしれない

久保のビジャレアルでの挑戦は5か月で終わりを告げた。 (C)Mutsu FOTOGRAFIA

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 昨年の8月10日に、1年のレンタルでレアル・マドリーからビジャレアルへ加入した久保建英だが、出場機会を求めて退団を決意。年明けの1月8日にヘタフェへの今シーズン終了までのローン移籍が決まり、“イエローサブマリン”での挑戦は5か月で終わりを告げた。

 この間、試合のたびに久保に関するレポートを「サッカーダイジェストWeb」に寄稿してくれた、『AS』紙のビジャレアル番、ハビエル・マタ記者に、“日本の至宝”の半シーズンを評価してもらった。

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 光るものは見せたが、期待に応えたとは言い難い。それがビジャレアルでのタケ・クボ(久保建英)に対する評価だ。

 出場機会の少なさを盛んに指摘され続けてきたが、すべてのコンペティションを通じて19試合、プレータイムにして697分に出場。たしかにラ・リーガに限定すれば291分に留まり継続した出場機会を得ることはできなかったし、ウナイ・エメリ監督の信頼を獲得するには至らなかった。だが、ヨーロッパリーグ(EL)を中心にチャンスは十分に与えられたと言える。

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 最も不満だったのは、チャンスに絡むプレーが限られたこと。献身的に動き回りチームを活性化させようとする姿勢は評価に値したが、ELのシワススポル戦など一部の試合を除いて、昨シーズンの終盤にマジョルカで見せたような最終局面で違いを作り、攻撃を牽引する存在とはなれなかった。

 したがって採点は100点満点で「60点」。可もなく不可もなくのこの数字は、主力としての働きを期待されて加入した選手としては満足できるものではない。

 たしかに運に恵まれない部分もあった。レアル・マドリー戦やエルチェ戦ではチャンスを決めきれず、カディス戦でもゴールへの意欲を見せたが、詰めの甘さを露呈した。これらのうちのいずれかの場面で得点を決めることができていれば、流れが変わっていたかもしれない。

 結果的にラ・リーガで2度スタメン出場した試合のうちの1つである前述のカディス戦にしても、相手の堅守に苦しめられ、輝きを放つことができなかった。
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