【ACL4節】ブリーラム・U 1-2 G大阪|アウェーの苦境を乗り越え、大森が決勝弾

カテゴリ:Jリーグ

サッカーダイジェストWeb編集部

2015年04月07日

いつ決勝点を奪われてもおかしくない劣勢の終盤にワンチャンスを活かす。

【ブリーラム・U 1-2 G大阪】G大阪は8分に西野が負傷退場するアクシデント。直後のCKで失点するなど、苦しい立ち上がりとなったが、その後に粘りを見せた。

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 ACLは4月7日に4節が行なわれ、グループFのG大阪は敵地で首位のブリーラム・ユナイテッドと対戦した。
 
 3節終了時で勝点1の最下位に沈んでいたG大阪は、出場停止のパトリックに代わってリンスが先発した。そのG大阪に8分、いきなりアクシデントが発生。CBの西野が負傷により途中交代となってしまう。さらには直後のCKをティーラトンに直接決められ、先制を許す苦しい立ち上がりとなった。
 
 G大阪はアウェーの環境に苦しんだ。暑さに加え、ぬかるんだ芝に足をとられて転倒する選手が続出。とりわけ序盤はキックの度に足を滑らせるシーンが相次いだ。しかし41分、G大阪は倉田のパスを受けたリンスが同点弾。押し込まれながらも前半を1-1として折り返した。
 
 後半に入ってもG大阪は、ブリーラムのブラジル人2トップに苦しめられ押され気味の展開に。71分には絶体絶命のピンチを東口がビッグセーブ。その直後には、ついに勝ち越しを許したかと思われた場面をオフサイドに救われた。
 
 そして、なんとかピンチを凌ぎ続けたG大阪はついに87分、勝ち越し弾を奪う。中盤でパスを受けた宇佐美が前を向くと、右サイド深くまで入り込んだ米倉へ絶妙なミドルパス。これを米倉がワンタッチで折り返すと、走り込んだ大森がボレーで相手ゴールに叩き込んだ。
 
 その後のピンチも凌いだG大阪はこのまま初勝利を掴み、勝点3を上積み。勝点4として3位の広州富力に勝点で並んだ。ブリーラム・Uは勝点7にとどまり2位に後退。城南FCが同勝点で首位に立った。G大阪は次節、4月22日に敵地で広州富力と対戦する。

ブリーラム・U戦では、なかなか決定的な仕事ができなかった宇佐美だが、土壇場で決勝点につながる絶妙なミドルパスを繰り出した。(C) Getty Images

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