イブラヒモビッチも「勝者はペレス」
レアル・マドリーの巨大な力は、周知のとおりだ。かつて在籍したアントニオ・カッサーノは、フロレンティーノ・ペレス会長のクラブが、いかに特殊であるかを語った。
イタリア紙『Corriere dello Sport』によると、クリスティアン・ヴィエリのツイッチの動画に出演したカッサーノは「オレはあそこにいたけど、世界のほかのすべてとは異なるんだ」と話している。
「今はフロレンティーノが法王であり、王様であり、枢機卿なんだよ」
主将セルヒオ・ラモスの去就が取りざたされているマドリーだが、カッサーノは「彼(ペレス)が1を出すと決めたら、3を出すというほかのチームと合意しても、残るかどうかは彼が決める」と続けた。
「ルカ・モドリッチは出て行くはずだったが、残留した。そして、だれがバロンドールを受賞した?」
バロンドールといえば、カッサーノは「カンナバーロも同じだ」と、2006年の受賞者ファビオ・カンナバーロを例に出した。ジャンルイジ・ブッフォンやジネディーヌ・ジダンのほうがふさわしかったと指摘しつつ、06年夏にカンナバーロがユベントスからマドリーに移籍した影響を示唆している。
イタリア紙『Corriere dello Sport』によると、クリスティアン・ヴィエリのツイッチの動画に出演したカッサーノは「オレはあそこにいたけど、世界のほかのすべてとは異なるんだ」と話している。
「今はフロレンティーノが法王であり、王様であり、枢機卿なんだよ」
主将セルヒオ・ラモスの去就が取りざたされているマドリーだが、カッサーノは「彼(ペレス)が1を出すと決めたら、3を出すというほかのチームと合意しても、残るかどうかは彼が決める」と続けた。
「ルカ・モドリッチは出て行くはずだったが、残留した。そして、だれがバロンドールを受賞した?」
バロンドールといえば、カッサーノは「カンナバーロも同じだ」と、2006年の受賞者ファビオ・カンナバーロを例に出した。ジャンルイジ・ブッフォンやジネディーヌ・ジダンのほうがふさわしかったと指摘しつつ、06年夏にカンナバーロがユベントスからマドリーに移籍した影響を示唆している。
「あのとき、(カンナバーロは)ユーベで良いシーズンを過ごした。だけど、ブッフォンか、ワールドカップでの頭突きがなければジダンになっていたはずだ」
さらに、カッサーノはズラタン・イブラヒモビッチの以前の発言も引き合いに出した。
モドリッチがバロンドールを受賞した際、マドリーからユベントスに移籍した通算5回受賞のクリスチアーノ・ロナウドは受賞を逃した。イブラヒモビッチはこのときに「勝者はペレス」と皮肉っている。
もちろん、マドリー所属の選手ならバロンドールを受賞できるというわけではないが、カッサーノはペレス率いるクラブの影響力は大きいと考えているようだ。
構成●ワールドサッカーダイジェスト編集部
さらに、カッサーノはズラタン・イブラヒモビッチの以前の発言も引き合いに出した。
モドリッチがバロンドールを受賞した際、マドリーからユベントスに移籍した通算5回受賞のクリスチアーノ・ロナウドは受賞を逃した。イブラヒモビッチはこのときに「勝者はペレス」と皮肉っている。
もちろん、マドリー所属の選手ならバロンドールを受賞できるというわけではないが、カッサーノはペレス率いるクラブの影響力は大きいと考えているようだ。
構成●ワールドサッカーダイジェスト編集部