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「僕らも主審が分からない…」武藤嘉紀のヘッドがS・ラモスの肘に直撃したシーンにマドリーDFが持論!

カテゴリ:メガクラブ

サッカーダイジェストWeb編集部

2020年12月22日

マドリー贔屓紙も「恥ずべき証拠がある」と糾弾

マッチアップするシーンが多かったラモスと武藤。この二人が絡んだワンプレーが波紋を広げている。 (C) Getty Images

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 サムライ戦士が絡んだプレーが物議を醸している。

 現地時間12月20日に開催されたラ・リーガ第13節、エイバルが本拠地に王者レアル・マドリーを迎えた一戦で、終了間際に“事件”は起きた。

 1-2とマドリーがリードして迎えた82分。左サイドからのクロスに対し、敵ペナルティエリア内でエイバルの武藤嘉紀がヘッドで折り返したボールが相手DFのセルヒオ・ラモスの右肘に直撃。VAR検証も行なわれたが、ムヌエラ・モンテーラ主審はPKを取らなかったのだ。

 結局、その後に追加点を奪われたエイバルは1-3で敗戦。試合後にホセ・ルイス・メンディリバル監督は、「いつ笛が鳴るのか、鳴らないのかわからない。様々なカメラから、スロー映像や速い映像の2つ3つあるはずだが、今日は20秒で決定が下された」と不満を爆発。さらに「ラモス自身が『手に当たった』とコメントしたのに、なぜだ」と問題のシーンを嘆いた。

 マドリーの贔屓紙として知られる『Marca』でも「ラモスのハンドは明確。主審はハンドがPKになり得ることは忘れてしまったのかもしれない。恥ずべき証拠がある」と糾弾するなど、武藤が絡んだS・ラモスのプレーは波紋を広げている。
 
 そうしたなかで、マドリーのスペイン代表DFダニエル・カルバハルは、「正直なところ、ああいう際どいプレーついて僕らも分からない」と持論を展開した。

「問題になっているプレーの瞬間は見ていなかったけど、僕らもどうなるかがわかっていないんだ。笛が吹かれるプレーとそうでないプレーがあるんだ。審判たちが何を基準にして捌いているのかが、ハッキリとしていないんだ」

 さらにスペイン代表の右SBは、VARの在り方についても意見している。

「アラベス戦ではナチョが似たようなシーンでハンドを取られた。でも、今日のセルヒオは取られなかったね。まったく判定が読めないからだから僕ら選手たちも不信感を抱いているんだ。もっと基準を明確にすべきだと思う。じゃなかったら僕らは毎回抗議することになる」

 革新的なジャッジシステムとして導入されたVARだが、今回のように主審によって基準が異なるため、物議を醸すシーンが散見している。カルバハルの指摘するような改善策を見出さなければ、しばらく混乱は続きそうだ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部
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