中国から大物助っ人が次々に引き上げ?イタリア代表クラスの3選手も冬にセリエA復帰か

カテゴリ:メガクラブ

ワールドサッカーダイジェスト編集部

2020年12月17日

中国スーパーリーグが2021年からサラリーキャップ制を導入

イタリアへの復帰を希望しているエル・シャーラウィ。(C)Getty Images

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 中国リーグのクラブに所属するイタリア代表クラスの選手が、冬の移籍マーケットでセリエAに復帰するかもしれない。12月16日、イタリアの『Gazzetta dello Sport』紙などが報じた。
 
 まずは、2020年12月で山東魯能との契約が切れるグラツィアーノ・ペッレ。大柄の元イタリア代表FWには、インテルがFWロメル・ルカクのバックアッパーとして興味を示しており、またフィオレンティーナも動向を追っているという。山東魯能側は契約の延長を打診したが、ペッレはこの申し出を拒否。契約満了をもって、セリエAへの復帰を狙っている。
 
 ペッレはオランダのAZやフェイエノールト、イングランドのサウサンプトンなどを経て、16年7月に山東魯能へ移籍。中国では、5シーズンで公式戦通算131試合・63ゴールの成績を残した。
 
 江蘇蘇寧のエデルも、イタリア復帰が濃厚のようだ。21年6月まで契約が残っているものの、古巣のサンプドリアのほか、ボローニャやフィオレンティーナなどが移籍先の候補として挙がっているという。サンプドリアやインテルでプレーした元イタリア代表FWは、18年7月に江蘇蘇寧に移籍。2年半の所属で、公式戦通算62試合・32ゴールだった。
 
 さらに19年7月に上海申花に移籍したイタリア代表FWのステファン・エル・シャーラウィも、セリエAへの復帰を希望している。契約が22年6月まで残っていることから、古巣のローマ、ミラン、インテル、アーセナルなどがレンタルでの獲得を探っているようだ。エル・シャーラウィは1年半の在籍で、公式戦通算19試合・4ゴールをマークした。
 
 こうした動きがあるのは、中国スーパーリーグが2021シーズンからサラリーキャップ制を導入することと無関係ではないだろう。ペッレ、エデル、エル・シャーラウィのほかにも、オスカール(上海上港)などの去就も注目されている。また、フッキ(上海上港)はすでに退団を表明している。
 
構成●ワールドサッカーダイジェスト編集部
 
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