現地時間12月８日にチャンピオンズ・リーグのグループステージ最終節が行なわれ、グループGでは、バルセロナとユベントスが激突する。

　ともに決勝トーナメント進出を決めているが、グループ首位を争う一戦に、両クラブともに“本気”を漂わせている。前日会見に出席したユベントスのイタリア代表DFレオナルド・ボヌッチは、「僕らはバルセロナにとって脅威になれるはず」と勝利への意欲をむき出しにした。

　何より注目を集めるのが、リオネル・メッシとクリスチアーノ・ロナウドというふたりの世界的スターの競演だろう。10月の第１レグではＣ・ロナウドの新型コロナウイルス感染により実現しなかったが、今回はともにメンバー入り。CLでの直接対決となると、2010-11シーズンの準決勝まで遡る。

　そんななか、バルセロナは「いくつかの歴史を乗り越えて、彼らは再会する」というコメントとともに、クラブの公式SNSに１枚のイラストを投稿した。イラストレーターのフランコ・ディ・ピエトロ氏による、メッシとC・ロナウドのツーショットだ。
 

　絵のなかで、どこか懐かしさを感じさせるレンガ造りの壁に囲まれた小さな部屋の中で、ユニホーム姿のふたりが大きな窓を挟むようにして向かい合い、段ボールに腰掛けている。それぞれが手には写真立てを持ち、メッシは飲み物のカップも手にして、穏やかな笑みを浮かべて、何かを語り合っているようだ。

　この夢のようなイラストには、すでに299万超の「いいね」が集まり、コメントも１万5000件以上寄せられる大反響となっている。　

「神がふたりいる」
「偉大な絵画のように美しい」
「アメイジングで素晴らしいプレーヤーがふたりいることが、世界の幸運だ」
「神聖な空間」
「世界最高峰のふたりが対戦する…！」
「また対峙が見られることがうれしい」
「レジェンド対レジェンドね。最高だ」
「今のフットボールの頂点がここにある」

　百戦錬磨のボヌッチですら「あのふたりが目の前でプレーするのを見られるのは、気持ちが弾むよ。幸せに思う」といちファンのように胸を弾ませる注目の一戦は、日本時間９日５時にキックオフされる。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部