「私は彼が歩いているところが好き」
アルゼンチン代表の絶対的エースにして、バルセロナの大黒柱であるリオネル・メッシ。当代屈指のクラックは幾多のゴラッソを決め、人々を熱狂させてきた。
一方で守備面で批判を受けることも少なくない。とりわけ“全員守備・全員攻撃”の重要性が問われるようになった昨今は、前線にとどまるメッシのプレーは「緩慢だ」とバッシングを受けることもある。
この度、こうした批判に反論したのが、マンチェスター・シティを率いるジョゼップ・グアルディオラだ。
バルサ時代にメッシとは師弟関係を築いた名将は、Amazonで公開されているシリーズ番組「This is Football」第6回で、試合中に前線で歩くアルゼンチン代表FWの守備について、こう指摘した。
「私は彼がこうして歩いているところが一番好きだよ」
世界でも指折りのインテンシティーが求められるプレミアリーグで指揮を執る監督らしからぬ分析とも言える。だが、グアルディオラは続けざまに、その理由を明かした。
一方で守備面で批判を受けることも少なくない。とりわけ“全員守備・全員攻撃”の重要性が問われるようになった昨今は、前線にとどまるメッシのプレーは「緩慢だ」とバッシングを受けることもある。
この度、こうした批判に反論したのが、マンチェスター・シティを率いるジョゼップ・グアルディオラだ。
バルサ時代にメッシとは師弟関係を築いた名将は、Amazonで公開されているシリーズ番組「This is Football」第6回で、試合中に前線で歩くアルゼンチン代表FWの守備について、こう指摘した。
「私は彼がこうして歩いているところが一番好きだよ」
世界でも指折りのインテンシティーが求められるプレミアリーグで指揮を執る監督らしからぬ分析とも言える。だが、グアルディオラは続けざまに、その理由を明かした。
「決してゲームから消えているわけじゃなくて、ちゃんと関わっているんだ。彼なりに頭を動かしているんだよ。右へ、左へ、左へ、右へという具合にね。これから何が起きるのかを完璧に把握しているんだ」
さらにグアルディオラは、「メッシは走っていなくても、常に周りを見ながら何が起きているのかを把握している」と称賛を口にした。
「相手のディフェンスラインのウイークポイントがどこかを嗅ぎつけるし、5分か10分もあれば、彼の目にはピッチの様子が浮かび上がり、頭の中ではどこにスペースがあるのか、全体像を的確に把握できているんだ。自分がここに動けば、味方にスペースができるというところまでね。まるでジャングルのようなところで生き残るための方法だよ」
一見すると緩慢とも見えるメッシの動き。だが、名将の眼には、その動きの真意がハッキリと見えているようだ。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
さらにグアルディオラは、「メッシは走っていなくても、常に周りを見ながら何が起きているのかを把握している」と称賛を口にした。
「相手のディフェンスラインのウイークポイントがどこかを嗅ぎつけるし、5分か10分もあれば、彼の目にはピッチの様子が浮かび上がり、頭の中ではどこにスペースがあるのか、全体像を的確に把握できているんだ。自分がここに動けば、味方にスペースができるというところまでね。まるでジャングルのようなところで生き残るための方法だよ」
一見すると緩慢とも見えるメッシの動き。だが、名将の眼には、その動きの真意がハッキリと見えているようだ。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部