「カガワの放出は最も理解しがたい」サラゴサ指揮官の解任で香川真司への“仕打ち”を地元紙が糾弾!後任には恩師が復帰か?

カテゴリ:海外日本人

サッカーダイジェストWeb編集部

2020年11月11日

降格圏目前の暫定18位と散々

スペインでのプレー継続を望んでいる香川。サラゴサへ復帰する可能性は?(C) Rafa HUERTA

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 現地時間11月9日、スペイン2部のサラゴサは、成績の不振のため、ルベン・バラハ監督を解任したことを発表した。

 現役時代にスペイン代表のMFとして活躍したバラハは、ビクトル・フェルナンデス監督の後任として今シーズンから指揮を執った。

 もちろん目標は、昨シーズンにプレーオフで夢破れた1部昇格だったが、開幕10試合でわずか10ポイントしか稼げず(2勝4分け2敗。しかもうち1勝は相手の規則違反による3-0の勝利で実際は引き分けだった)、降格圏目前の暫定18位と散々な出来。ここ7試合勝ちがなく、クラブも我慢の限界を超えたかたちだ。

 地元紙の『El Periodico de Aragon』は、指揮官と大部分の選手との関係が壊れていたと指摘。「出口の見えない落とし穴にはまってしまった」と綴った。そのうえで、今夏の移籍市場でのクラブの動きを批判している。

「500万ユーロ(約6億2500万円)と引き換えに(ラウール)グティをエルチェに売却し、彼の代わりに誰もサインしないことに決めた。また(エンリク)クレメンテがログロニェスに移籍することを許可し、カガワを放出するためにカネを払った。この3つの決定は、この夏を通して最も理解しがたいものだったが、バラハの承認を得ていた」

 周知の通り、サラゴサに所属していた香川真司は10月3日に、双方合意の上で契約を解除。現在はフリーとなっている。

【動画】香川真司が親友・坂本勇人の2000本安打達成を祝して披露したキャッチボール姿
 来年6月まで契約を残し、香川自身は残留を望んでいたが、スペイン2部では2人のみとなっている「EU圏外選手」の登録枠から漏れ、事実上の構想外に。契約解除に合意せざるを得なくなってしまったのだ。

 退団が決まった際には、「クラブの決定は理解できないし、苛立ちも感じる」とも語っていた。しかも、代わりに「EU圏外選手」として登録されたFWガブリエル・フェルナンデスはいまだノーゴール、同じくFWのライー・ナシメントに限っては5分しかピッチに立っていない。『El Periodico de Aragon』紙が指弾したように、クラブの判断が間違っていたのは明らかだろう。

 全国紙『Marca』などが報じたところによれば、後任の最右翼は前監督のV・フェルナンデスで、すでに打診をしているという。

 香川を獲得した恩師の帰還が、スペインでのプレー続行を目指し、サラゴサの施設でトレーニングを続けているという31歳の去就に影響を与えることはあるのだろうか。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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