数多くの超逸材を見送ってきた敏腕SDが語る南野
近年、幾多の逸材を名立たるメガクラブへ送り出しているのが、オーストリアの強豪レッドブル・ザルツブルクだ。
サディオ・マネ、ナビ・ケイタ、マルセル・ザビッツァー、アーリング・ハーランド、ファン・ヒチャンなど、欧州5大リーグのクラブへと羽ばたいていった選手は枚挙に暇がない。今年1月にリバプールへ鳴り物入りで加わった南野拓実もその一人だ。
2015年1月にセレッソ大阪からオーストリアのザルツブルクに移籍した日本代表FWは、在籍した5年でオーストリア・ブンデスリーガ5連覇を経験。さらにクラブ史上初のチャンピオンズ・リーグ(CL)出場を果たした昨シーズンには、敵地アンフィールドでのリバプール戦で1ゴール・1アシストの出色のパフォーマンスを披露し、後のステップアップへと繋げた。
昨シーズンのCLにおける南野の飛躍ぶりを「正直、驚いた」と語るのは、2013年からザルツブルクでスポーツディレクターを務めているクリストフ・フロイント氏だ。
サディオ・マネ、ナビ・ケイタ、マルセル・ザビッツァー、アーリング・ハーランド、ファン・ヒチャンなど、欧州5大リーグのクラブへと羽ばたいていった選手は枚挙に暇がない。今年1月にリバプールへ鳴り物入りで加わった南野拓実もその一人だ。
2015年1月にセレッソ大阪からオーストリアのザルツブルクに移籍した日本代表FWは、在籍した5年でオーストリア・ブンデスリーガ5連覇を経験。さらにクラブ史上初のチャンピオンズ・リーグ(CL)出場を果たした昨シーズンには、敵地アンフィールドでのリバプール戦で1ゴール・1アシストの出色のパフォーマンスを披露し、後のステップアップへと繋げた。
昨シーズンのCLにおける南野の飛躍ぶりを「正直、驚いた」と語るのは、2013年からザルツブルクでスポーツディレクターを務めているクリストフ・フロイント氏だ。
現職に就いて以来、マネやハーランドといった“超逸材”たちの門出を見守ってきた敏腕SDは、オーストリアの日刊紙『Der Standard』のインタビューで、最も驚かされた若手を問われ、「タクミ・ミナミノだね」と振り返った。
「タクミは我々とともに長い時間を過ごし、チームにとって極めて重要な選手になるために戦い続けたんだ。彼は常にファーストチームのスタメンとベンチを行き来していたが、最後の6か月から12か月のはとても印象的なパフォーマンスを見せてくれた」
さらに「ミナミノは多くのスカウトたちも驚かせたんじゃないかな」と語るフロイントSDは、リバプールへのステップアップを「嬉しい」と率直な想いを口にしている。
「彼が、自分のいるべき居場所を取り戻すために、何度も、何度も戦ってきたことは、本当にクールなストーリーなんだ。だからこそ、私は移籍する目前の彼の活躍が本当に嬉しかった。最後にあんなステップを進んだのだから、私はなおさら驚かされたし、嬉しく思えたね」
現在、リバプールでベンチを温める日々を送っている南野だが、ザルツブルク時代よりもハイレベルな“戦い”をしているのは間違いない。厳しい競争を勝ち抜き、プレミアの舞台でも輝きを放てるかに刮目したい。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
「タクミは我々とともに長い時間を過ごし、チームにとって極めて重要な選手になるために戦い続けたんだ。彼は常にファーストチームのスタメンとベンチを行き来していたが、最後の6か月から12か月のはとても印象的なパフォーマンスを見せてくれた」
さらに「ミナミノは多くのスカウトたちも驚かせたんじゃないかな」と語るフロイントSDは、リバプールへのステップアップを「嬉しい」と率直な想いを口にしている。
「彼が、自分のいるべき居場所を取り戻すために、何度も、何度も戦ってきたことは、本当にクールなストーリーなんだ。だからこそ、私は移籍する目前の彼の活躍が本当に嬉しかった。最後にあんなステップを進んだのだから、私はなおさら驚かされたし、嬉しく思えたね」
現在、リバプールでベンチを温める日々を送っている南野だが、ザルツブルク時代よりもハイレベルな“戦い”をしているのは間違いない。厳しい競争を勝ち抜き、プレミアの舞台でも輝きを放てるかに刮目したい。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部