今欧州トップリーグで最もゴールの匂いを漂わせている日本人と言っても過言ではないだろう。ベルギー１部・ベールスホット所属の日本代表FW鈴木武蔵がゴールを量産している。

　今年８月に北海道コンサドーレ札幌から自身初の海外移籍を果たした鈴木は、今では欠かせぬ主力に成長。ここまで出場７試合（先発は４試合）で５得点をマークしており、得点ランキングはラファエル・ホルツハウザーに次ぐチーム２位タイ、リーグ全体でも６位タイにつけている。

　そして現在は、前々節の“アントワープダービー”での２ゴールから、前節の勝ち越しゴールと２試合連続ゴール中で、その勢いはさらに増してきている。

　そんな頼もしい“サムライ”ストライカーの活躍にはクラブ側も惚れ惚れ。公式ツイッター上では単独インタビュー映像を公開するなど、大々的にスポットを当てている。そのなかで現地時間４日には倒れ込みながら奪った記念すべきベルギー初ゴールから、４日前にヘディングで奪った最新のゴールまでを一挙に公開。改めてその躍動ぶりを振り返っている。
 

　これにはファンも「この男！！！」「ホントいい補強したね」「戦士」といった賛辞のコメントを寄せている。

　また、公式SNSでは興味深いデータも提示。過去７試合で、両チーム合わせて奪った１試合平均得点は驚異の「６」で、これは欧州でトップクラスの数字だと伝えている。まさに打ち合い上等のチーム環境も、鈴木の得点力向上に一役買っているのかもしれない。

　昇格チームながら、首位のシャルルロワとは勝点１差の２位につけるベールスホット。これからも鈴木には、クラブの大躍進を支えるゴール量産を期待したい。次戦は７日にアウェーでコルトレイクと対戦する。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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