ファン・ダイクが重傷を負ったことで風当たりが強まる
お互い激しく火花を散らすマージーサイド・ダービーで起きたワンプレーが波紋を広げている。
事の発端となったのは、現地時間10月17日に行なわれたプレミアリーグ第5節、エバートン対リバプールの一戦で起きたアクシデントだ。
レッズが先制して迎えた5分、セットプレーの流れで敵エリア内へ攻め上がっていたフィルジル・ファン・ダイクが、相手守護神ジョーダン・ピックフォードと激しく接触。この時に右膝を両足で挟まれ、オランダ代表DFは負傷交代を余儀なくされたのである。
アフター気味に仕掛けた無謀なタックルを受けたファン・ダイクが最大8か月の重傷を負ったことで、ピックフォードのプレーは多くのメディアで検証された。
「彼は以前にも同様のタックルをしていた」と主張したのは、『BT Sport』のレナン・プレスコット記者だ。彼女は、自身のツイッターで2018年のトッテナム戦でもピックフォードがデリ・アリに蟹ばさみを見舞っていたことを当時のプレー写真付きで指摘した。
事の発端となったのは、現地時間10月17日に行なわれたプレミアリーグ第5節、エバートン対リバプールの一戦で起きたアクシデントだ。
レッズが先制して迎えた5分、セットプレーの流れで敵エリア内へ攻め上がっていたフィルジル・ファン・ダイクが、相手守護神ジョーダン・ピックフォードと激しく接触。この時に右膝を両足で挟まれ、オランダ代表DFは負傷交代を余儀なくされたのである。
アフター気味に仕掛けた無謀なタックルを受けたファン・ダイクが最大8か月の重傷を負ったことで、ピックフォードのプレーは多くのメディアで検証された。
「彼は以前にも同様のタックルをしていた」と主張したのは、『BT Sport』のレナン・プレスコット記者だ。彼女は、自身のツイッターで2018年のトッテナム戦でもピックフォードがデリ・アリに蟹ばさみを見舞っていたことを当時のプレー写真付きで指摘した。
さらに英公共放送『BBC』の人気ハイライト番組「Match of the Day」で、「明らかに退場だ」と強い口調で意見したのは、元イングランド代表FWのイアン・ライトだ。
番組で共演したアラン・シアラーが、「オフサイドだと言えるが、退場かどうかは難しい」と語ったのに対し、「それは馬鹿げてる」と口を挟んだライトは、ピックフォードを激しく非難した。
「本当に酷いチャレンジだし、その後の判定も含めて最低の流れだ。何よりも最悪なのは、オフサイドばかりに気をとられて、プレーを見逃したマイケル・オリバー(主審)だ。彼はVARのチェックすらいかなかったね。自分の見落としを指摘されるのが恐いからだ。
明らかなミスだ。どう見たって酷いタックルじゃないか! 相手を危険に晒しているし、答えは明白だ。ピックフォードは退場にすべきだったんだ。VARのコントロール室も主審に対して、『あなたは見落としている。あのプレーは危険だからチェックしてくれ』と助言すべきだ。なんのためのVARなんだい?」
故意ではなかったにせよ、危険なプレーだったのは確か。イングランド代表GKに対する批判的な声は、しばらく収まりそうにない。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
番組で共演したアラン・シアラーが、「オフサイドだと言えるが、退場かどうかは難しい」と語ったのに対し、「それは馬鹿げてる」と口を挟んだライトは、ピックフォードを激しく非難した。
「本当に酷いチャレンジだし、その後の判定も含めて最低の流れだ。何よりも最悪なのは、オフサイドばかりに気をとられて、プレーを見逃したマイケル・オリバー(主審)だ。彼はVARのチェックすらいかなかったね。自分の見落としを指摘されるのが恐いからだ。
明らかなミスだ。どう見たって酷いタックルじゃないか! 相手を危険に晒しているし、答えは明白だ。ピックフォードは退場にすべきだったんだ。VARのコントロール室も主審に対して、『あなたは見落としている。あのプレーは危険だからチェックしてくれ』と助言すべきだ。なんのためのVARなんだい?」
故意ではなかったにせよ、危険なプレーだったのは確か。イングランド代表GKに対する批判的な声は、しばらく収まりそうにない。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部