移籍後初ゴールが自身のJ1初ゴールとなった
[J1リーグ21節]鳥栖0-1浦和/10月10日(土)/駅スタ
両者が持ち味を発揮したが、決定力を欠き、試合はスコアレスのまま後半まで推移した。大きく動いたのは67分。交代出場の鳥栖FW林大地が、自ら得たPKでキッカーを務めるが、GK西川周作が手先で触り、ポストを叩く。
ピンチを脱した浦和は攻勢に出るものの1点が遠い。無得点で3連敗中のチームには嫌なムードが漂い始めていた。
スコアレスでの決着が見え始めた90+3分、汰木康也がそのムードを一変させた。
マルティノスが右サイドを抜け出すと、カットインして相手のタイミングを外し、左足アウトサイドでグラウンダーのボールをGKとDFの間に通す。これに走り込んだ汰木が身体ごとネットに突き刺さる気迫のシュートでチーム4試合ぶりとなるゴールを奪った。
試合後にオンライン上で取材に応じた汰木は、「マルちゃん(マルティノス)がサイドをちぎると思い、周りを見たら自分1人しかいなかったんで、信じて突っ込んで行きました。得点できて良かったです」と安堵の様子を見せる。
両者が持ち味を発揮したが、決定力を欠き、試合はスコアレスのまま後半まで推移した。大きく動いたのは67分。交代出場の鳥栖FW林大地が、自ら得たPKでキッカーを務めるが、GK西川周作が手先で触り、ポストを叩く。
ピンチを脱した浦和は攻勢に出るものの1点が遠い。無得点で3連敗中のチームには嫌なムードが漂い始めていた。
スコアレスでの決着が見え始めた90+3分、汰木康也がそのムードを一変させた。
マルティノスが右サイドを抜け出すと、カットインして相手のタイミングを外し、左足アウトサイドでグラウンダーのボールをGKとDFの間に通す。これに走り込んだ汰木が身体ごとネットに突き刺さる気迫のシュートでチーム4試合ぶりとなるゴールを奪った。
試合後にオンライン上で取材に応じた汰木は、「マルちゃん(マルティノス)がサイドをちぎると思い、周りを見たら自分1人しかいなかったんで、信じて突っ込んで行きました。得点できて良かったです」と安堵の様子を見せる。
昨季J2の山形から加入した25歳は浦和移籍後初ゴール。さらに自身J1での初得点となった。
「何試合もチャンスで外しちゃっていて、早く取らなきゃという焦りもありました」と明かす。
この日のゴールは得意なドリブルやサイドからの崩しで掴んだものではない。懸命なフリーランニングから最後は身体ごとゴールに押し込む泥臭いゴールだった。
「なかなか結果が付いてきませんでしたけど、ひとつこういう試合を勝てたことで、チームもノッてくると思いますし、個人的にも途中からでしたけど、ああいう形でひとつ取れたことは大きかったなと思います。途中からでもチームにどうやって勢いをもたらすか。得点もそうですけど、ああいうランニングも含めて、選択肢を増やせればと思います」と語った。
しかし、浦和はまだホームでは4連敗中。14日の敵地での柏レイソル戦をはさんで、18日にベガルタ仙台と埼玉スタジアム2002で対戦する。
汰木のゴールをきっかけに、ホームのファンに勝利を届けられるか。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
【動画】柏木からの熱烈な抱擁も!汰木康也が移籍後初ゴールを決めた鳥栖戦のハイライト!
「何試合もチャンスで外しちゃっていて、早く取らなきゃという焦りもありました」と明かす。
この日のゴールは得意なドリブルやサイドからの崩しで掴んだものではない。懸命なフリーランニングから最後は身体ごとゴールに押し込む泥臭いゴールだった。
「なかなか結果が付いてきませんでしたけど、ひとつこういう試合を勝てたことで、チームもノッてくると思いますし、個人的にも途中からでしたけど、ああいう形でひとつ取れたことは大きかったなと思います。途中からでもチームにどうやって勢いをもたらすか。得点もそうですけど、ああいうランニングも含めて、選択肢を増やせればと思います」と語った。
しかし、浦和はまだホームでは4連敗中。14日の敵地での柏レイソル戦をはさんで、18日にベガルタ仙台と埼玉スタジアム2002で対戦する。
汰木のゴールをきっかけに、ホームのファンに勝利を届けられるか。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
【動画】柏木からの熱烈な抱擁も!汰木康也が移籍後初ゴールを決めた鳥栖戦のハイライト!