44年前にもアストン・ビラ戦で大敗。しかし、そのシーズンは…
「悪い歴史を作ってしまった……」
王者らしからぬパフォーマンスに終始し、歴史的な大敗を喫したチームに、リバプールのユルゲン・クロップ監督は肩を落とした。
現地時間10月4日に行なわれたプレミアリーグ第4節で、敵地でアストン・ビラと対戦したリバプールは、2-7とまさかのスコアで敗れた。
前半だけで敵FWオリー・ワトキンスにハットトリックを許すなど4失点を喫したレッズは、後半も低調なパフォーマンスに終始。いつもの鋭いフォアチェックと攻撃の連動は鳴りを潜め、さらに3点を献上した。
リバプールにとっては、まさに歴史的な一敗だ。彼らが公式戦で最後に7失点を喫したのは、1963年4月のトッテナム・ホットスパー戦以来の出来事である。
王者らしからぬパフォーマンスに終始し、歴史的な大敗を喫したチームに、リバプールのユルゲン・クロップ監督は肩を落とした。
現地時間10月4日に行なわれたプレミアリーグ第4節で、敵地でアストン・ビラと対戦したリバプールは、2-7とまさかのスコアで敗れた。
前半だけで敵FWオリー・ワトキンスにハットトリックを許すなど4失点を喫したレッズは、後半も低調なパフォーマンスに終始。いつもの鋭いフォアチェックと攻撃の連動は鳴りを潜め、さらに3点を献上した。
リバプールにとっては、まさに歴史的な一敗だ。彼らが公式戦で最後に7失点を喫したのは、1963年4月のトッテナム・ホットスパー戦以来の出来事である。
それゆえにクロップもショックを拭いきれない。試合後、英公共放送『BBC』のフラッシュインタビューに登場した指揮官は「まずはビラがとても素晴らしかったと言いたい」と前置きしたうえで、次のように嘆いた。
「今日はビッグチャンスを活かしきれなかった。でも、7失点も喫してしまえば、『あれを決めてれば、7-7になっていただろう』なんてことは言えない。我々はあまりにもミスが多かったし、明らかな大きなミスも犯した。
間違ったエリアでボールを失い、適切な守りもできなかった。0-1になった後、我々はプロットを失った。これは言い訳ではない。普通は0-1になった後でも、やりたいことをやればいいだけなんだ。それにチャンスは作った。だけど、適切に守ることができなかったから、1回ボールを失うたびに、大きなカウンターを受けてしまった」
さらに「3つのゴールはディフレクションで、不運なことだが、それは適切なブロックができなかったということを意味する」と語ったクロップは、こう皮肉を続けた。
「今日は自分たち以外に非難すべき人はいない。一体誰が2-7なんてスコアで負けたい? 何年か前に、我々は『歴史を作りたい』と自分たちに言い聞かせていた。これも歴史だ。でも、明らかに間違った方で、作りたかったものじゃない」
ちなみにリバプールは1976年12月にもアストン・ビラに1-5で大敗を喫したことがあるのだが、その76-77シーズンは国内リーグとチャンピオンズカップ(現在のチャンピオンズ・リーグ)の二冠を達成している。
果たして、レッズはここから立ち直り、以前のようにメジャータイトルを手にできるのか。注目される次節の対戦相手は、開幕4連勝で首位に立つ“隣人”エバートンだ。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
「今日はビッグチャンスを活かしきれなかった。でも、7失点も喫してしまえば、『あれを決めてれば、7-7になっていただろう』なんてことは言えない。我々はあまりにもミスが多かったし、明らかな大きなミスも犯した。
間違ったエリアでボールを失い、適切な守りもできなかった。0-1になった後、我々はプロットを失った。これは言い訳ではない。普通は0-1になった後でも、やりたいことをやればいいだけなんだ。それにチャンスは作った。だけど、適切に守ることができなかったから、1回ボールを失うたびに、大きなカウンターを受けてしまった」
さらに「3つのゴールはディフレクションで、不運なことだが、それは適切なブロックができなかったということを意味する」と語ったクロップは、こう皮肉を続けた。
「今日は自分たち以外に非難すべき人はいない。一体誰が2-7なんてスコアで負けたい? 何年か前に、我々は『歴史を作りたい』と自分たちに言い聞かせていた。これも歴史だ。でも、明らかに間違った方で、作りたかったものじゃない」
ちなみにリバプールは1976年12月にもアストン・ビラに1-5で大敗を喫したことがあるのだが、その76-77シーズンは国内リーグとチャンピオンズカップ(現在のチャンピオンズ・リーグ)の二冠を達成している。
果たして、レッズはここから立ち直り、以前のようにメジャータイトルを手にできるのか。注目される次節の対戦相手は、開幕4連勝で首位に立つ“隣人”エバートンだ。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部