「雑なパフォーマンス」というひと言に反論
リバプールは9月28日、プレミアリーグ第3節でアーセナルをホームに迎え、3-1でビッグマッチを制した。先制を許したものの、3分後にサディオ・マネのゴールで追いつくと、前半のうちにアンドリュー・ロバートソンが逆転弾。終了間際に加入したばかりのディオゴ・ジョッタがダメ押しゴールを挙げている。
公式戦3連勝と好調だったアーセナルに逆転勝利し、ご満悦のユルゲン・クロップ監督だが、試合後の英衛星放送『Sky Sports』のリモート・インタビューでは苛立ちも見せた。マンチェスター・ユナイテッドOBで、コメンテーターのロイ・キーンが発したひと言が気に入らなかったのだ。
この試合で満足な点を問われたクロップは「すべてだよ!」と返答。そして「ミスター・キーンは、今夜のわれわれのパフォーマンスが雑だと言ったのか?」と逆に質問した。
キーンが「1、2回チャンスを許したから、それには満足じゃないと思う」と返すと、クロップは「今夜のパフォーマンスを雑だなんて言えるのか?」と不満を表している。
「わたしが正しく聞こえなかったのかもしれないが、彼は違う試合について話していたんじゃないか。この試合のはずがない。申し訳ないが、この試合でその表現は信じられないね」
公式戦3連勝と好調だったアーセナルに逆転勝利し、ご満悦のユルゲン・クロップ監督だが、試合後の英衛星放送『Sky Sports』のリモート・インタビューでは苛立ちも見せた。マンチェスター・ユナイテッドOBで、コメンテーターのロイ・キーンが発したひと言が気に入らなかったのだ。
この試合で満足な点を問われたクロップは「すべてだよ!」と返答。そして「ミスター・キーンは、今夜のわれわれのパフォーマンスが雑だと言ったのか?」と逆に質問した。
キーンが「1、2回チャンスを許したから、それには満足じゃないと思う」と返すと、クロップは「今夜のパフォーマンスを雑だなんて言えるのか?」と不満を表している。
「わたしが正しく聞こえなかったのかもしれないが、彼は違う試合について話していたんじゃないか。この試合のはずがない。申し訳ないが、この試合でその表現は信じられないね」
クロップは「まったくもって素晴らしいパフォーマンスだった。雑なところなどまったくなかった。最初の1秒から我々は好調のチーム相手に支配したじゃないか」と続けた。
「今夜のわれわれのサッカーは見事だった。この試合に関して悪く言うところは何もない」
これに対し、キーンは「雑なところもあったと言ったが、素晴らしかったとも言った。称賛しただけだ。だから正しく聞こえなかったんじゃないか」と返すと、クロップは「雑と聞こえただけ。なので、まったく違う試合を見たに違いないと思った」と話している。
インタビュー後、キーンは「ずいぶん繊細じゃないか。負けたらどうなることか!」と口にした。
監督の仕事は絶えずプレッシャーにさらされ、批判の声が聞こえないことはない。しかも試合後は興奮している。ひとつの言葉に反応することは不思議ではないだろう。いずれにしても、リバプールがうれしい勝利を収めた事実は変わらない。
現地時間10月1日、リバプールとアーセナルは再び、今度はカラバオカップのラウンド・オブ16で対戦する。
構成●ワールドサッカーダイジェスト編集部