横浜FCの下平隆宏監督が９月22日にオンライン取材に応じ、翌日の川崎フロンターレ戦へのプランと、三浦知良ら“レジェンド３人衆”の出場の可能性についても明言した。

　０－１で敗れた大分トリニータ戦から中２日。横浜FCは23日に５連勝中で首位を独走する川崎のホームに乗り込む。下平監督は「断トツで力がある」と相手の強さを認めつつ、勝利へのプランを語った。

「間違いなくフロンターレは断トツで力があると思っている。そういうチームにどれだけ自分たちができるか。フロンターレとやるときは、やっぱり攻撃をさせたくないと思っているので、自分たちが攻撃をする時間をどれだけ長くできるかということが、勝利への近づく道かなとは思っています。ボールをしっかり持って、なるべく攻撃する時間を長く、逆にフロンターレに攻撃をさせないということを考えています」
 

　また指揮官は強敵相手に、「当然難しくなるのは分かっているなかで、中２日というところも含めて、ターンオーバーまではいかないけどメンバーを入れ替えながらチャレンジしようかなとは考えています」とメンバーの入れ替えを明言。カズの出場チャンスについて質問が及ぶと、「それは今言っておきます。大いにあります」と言い切った。

「いま非常にコンディションも良いですし、メンバー入りをしてもらって、スタートで行くか途中からっていうのは、また明日の楽しみにして欲しいです。前回ベンチに入ったときもチームの士気は上がりましたし、こういうリーグ後半戦の初っ端ということで、チームに勢いをつけてもらうためにもカズさんの力は今回も必要だなという判断で、行ってもらいます」

　さらに取材の最後には、「もしかしたらレジェンド３人が揃う可能性も十分あります」とコメント。2020シーズン後半の初戦、川崎との大一番でキングカズ、中村俊輔、松井大輔の“レジェンド３人衆”の共演が見られるかもしれない。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部