ネット上で公開された、Jリーグのあるワンシーンを切り取った映像が話題となっている。

　それは今月９日にパロマ瑞穂スタジアムで行なわれた、名古屋グランパス対横浜F・マリノスの一戦での出来事。問題の場面は試合中ではなく、選手入場のシーンで起こった。

　試合開始前、選手たちがチームごとにそれぞれ一列に並びピッチへ入場するおなじみの場面。そのなかで名古屋の阿部浩之が最後から２番目、横浜の仲川輝人が最後尾で姿を見せ、横並びの２人は何やら楽しそうに会話をしながらグランドへ向かう。しかし次の瞬間、まさかの悲劇が仲川を襲う。
　
　話に夢中になるあまり、前を見ていなかった仲川は２列の中央に置かれたボール台に思いきり激突。これには阿部も驚いた表情を見せるが、幸い柔らかい紙素材で出来ていたため全く問題はなかったようだ。その後何事もなかったようにピッチへ向かっている。

　そして試合から数日、この映像はJリーグ公式SNSにアップされ、YouTubeでは21日現在で再生回数25万回を突破するなど大反響。ファンからは次のようなコメントが寄せられている。
 

「これ好きすぎる」
「何回見ても笑える」
「コントか！？」
「普通に歩いててよくなるやつ笑」
「学生の帰り道ばりに話し込んでるやんw」
「何を話しているのか気になる」
「これもルーティンに加わるか」
「これで上手いからおもろい」

　11月にはアジアチャンピオンズ・リーグも再開予定。アジアの強豪との激突も控えるなか、その前に昨シーズンのMVPがぶつかってしまったのは思わぬ“強敵”だった。

　試合中に見せる卓越したプレーはもちろんだが、ピッチ外でのこういった一コマにも注目してみると、Jリーグをより楽しめるかもしれない。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

【動画】学生の帰り道ばりに話し込む仲川を襲ったまさかの悲劇はこちら！