放出候補とも囁かれるシュクルニアルは?
2019-20シーズンのセリエAを優勝したユベントスに1ポイント差の2位で終え、ヨーロッパリーグで準優勝したインテルは、一時退任が騒がれたアントニオ・コンテ監督の続投が決まった。方針転換を強いられなかったことに安堵したファンも少なくないだろう。
一方で注目されるのが、コンテの下で思うように出場機会を得られていない選手たちだ。
特に注目されるのは、今年1月のマーケットで加わったクリスティアン・エリクセンだ。コンテは一時期、システムを3-4-1-2に変えてエリクセンを組み込もうとしたが、シーズン終盤戦は再び3-5-2に戻し、デンマーク代表MFに多くのチャンスを与えていない。
イタリア『Sport Mediaset』によると、エリクセンは母国の『DR Sporten』で「みんなゼロからのリスタートとなることを願っている。監督の考えを見てみる必要があるだろう」と話した。
「僕はいつもスタメンであることに慣れていた。でも、今は新たな状況を経験している。それを消化しなければいけない。それから振り返り、正しかったかどうかを見てみよう。全体的には、インテルに行くという選択をしたことに満足だったし、今もそれは変わらない」
一方で注目されるのが、コンテの下で思うように出場機会を得られていない選手たちだ。
特に注目されるのは、今年1月のマーケットで加わったクリスティアン・エリクセンだ。コンテは一時期、システムを3-4-1-2に変えてエリクセンを組み込もうとしたが、シーズン終盤戦は再び3-5-2に戻し、デンマーク代表MFに多くのチャンスを与えていない。
イタリア『Sport Mediaset』によると、エリクセンは母国の『DR Sporten』で「みんなゼロからのリスタートとなることを願っている。監督の考えを見てみる必要があるだろう」と話した。
「僕はいつもスタメンであることに慣れていた。でも、今は新たな状況を経験している。それを消化しなければいけない。それから振り返り、正しかったかどうかを見てみよう。全体的には、インテルに行くという選択をしたことに満足だったし、今もそれは変わらない」
ミラン・シュクリニアルも、コンテ体制で去就が騒がれているひとりだ。自身が3バックへの適応に苦しむ間に、若手CBアレッサンドロ・バストーニが台頭し、シーズン終盤はディエゴ・ゴディンの国際経験が重宝され、最後の約1か月はほとんどプレーするチャンスがなかった。
新型コロナウイルスによる経済的打撃もあり、条件次第で放出要員になるとも言われるシュクリニアルだが、本人は「インテル退団? それに関する情報はないよ。まだ契約は3年ある。僕はこのチームの選手だ」と強調した。
「コンテ監督はまだ僕を望んでくれているし、クラブのだれからも『もういらない』なんて言われていない。30選手の中から起用する選手を選ぶのは、監督にとって簡単なことじゃないし、だれかを傷つけるためなんかじゃないのは当然だ。チームのために監督は選んでいる。僕がインテルを離れる理由はない。まだ僕のことを望んでくれているし、僕は以前と同じ選手だ」
このままエリクセンとシュクリニアルは移籍せずに、来る新シーズンもインテルのユニホームを着続けるのか。出場機会に恵まれない状況が変わらなかった場合には、どのような決断を下すのか。今後の進展に注目したい。
構成●ワールドサッカーダイジェスト編集部
新型コロナウイルスによる経済的打撃もあり、条件次第で放出要員になるとも言われるシュクリニアルだが、本人は「インテル退団? それに関する情報はないよ。まだ契約は3年ある。僕はこのチームの選手だ」と強調した。
「コンテ監督はまだ僕を望んでくれているし、クラブのだれからも『もういらない』なんて言われていない。30選手の中から起用する選手を選ぶのは、監督にとって簡単なことじゃないし、だれかを傷つけるためなんかじゃないのは当然だ。チームのために監督は選んでいる。僕がインテルを離れる理由はない。まだ僕のことを望んでくれているし、僕は以前と同じ選手だ」
このままエリクセンとシュクリニアルは移籍せずに、来る新シーズンもインテルのユニホームを着続けるのか。出場機会に恵まれない状況が変わらなかった場合には、どのような決断を下すのか。今後の進展に注目したい。
構成●ワールドサッカーダイジェスト編集部