プレミア復帰の可能性は?
悩めるスターの去就が混迷を極めている。レアル・マドリーに所属するガレス・ベイルだ。
マドリーと22年6月までの契約を締結しているベイルだが、指揮官のジネディーヌ・ジダンとの関係が冷え切り、“飼い殺し”の状態が続いている。昨シーズンもとりわけコロナ中断明けはわずか100分間しか出場時間を与えられず、週給65万ポンド(約8800万円)に見合うだけのパフォーマンスを披露できなかった。話題となったのは、ピッチ外で趣味のゴルフに興じる姿などプレー以外の事ばかりだった。
いつしか、「マドリーは放出したがっているが、ベイルが高給を惜しがって残留している」――。そんな憶測が飛ぶようになったが、真実はそうではないのかもしれない。
現地時間9月2日に英衛星放送『Sky Sports』の取材に応じた31歳は、「僕は昨年、マドリーを去ろうとした」と赤裸々に告白したのだ。
「去年にクラブを出ていくつもりだった。だけど、最後の最後、もう秒単位の瞬間に彼ら(マドリー)が全てを止めたんだ」
マドリーと22年6月までの契約を締結しているベイルだが、指揮官のジネディーヌ・ジダンとの関係が冷え切り、“飼い殺し”の状態が続いている。昨シーズンもとりわけコロナ中断明けはわずか100分間しか出場時間を与えられず、週給65万ポンド(約8800万円)に見合うだけのパフォーマンスを披露できなかった。話題となったのは、ピッチ外で趣味のゴルフに興じる姿などプレー以外の事ばかりだった。
いつしか、「マドリーは放出したがっているが、ベイルが高給を惜しがって残留している」――。そんな憶測が飛ぶようになったが、真実はそうではないのかもしれない。
現地時間9月2日に英衛星放送『Sky Sports』の取材に応じた31歳は、「僕は昨年、マドリーを去ろうとした」と赤裸々に告白したのだ。
「去年にクラブを出ていくつもりだった。だけど、最後の最後、もう秒単位の瞬間に彼ら(マドリー)が全てを止めたんだ」
昨夏に中国の江蘇蘇寧と個人合意に達していたにもかかわらず、その挑戦をマドリーに食い止められたことを明かしたベイルは、さらに「何よりも興味深いプロジェクトだった」と“本音”を語った。
「他にもオファーがあったけど、マドリーがそれを許さなかった。だから全てはクラブ次第なんだ。僕はサッカーがしたい。31歳だけど、プレーへの意欲に満ちているし、コンディションも良いから与えられるものは大きいと思う。とにかく何が起きるかを見なくてはいけないよ。僕の命運はクラブの手中にあるから正直になるのはとても難しいけどね」
そうマドリーへの不満を打ち明けたベイル。最後に7年ぶりのプレミアリーグ復帰の可能性を問われ、次のように返している。
「僕がどうこう言えるものじゃないけど、そういう選択肢があるなら僕は間違いなく検討する」
はたしてウェールズの至宝の運命は、どう転ぶのか。マドリー次第では、このままキャリアは暗転していってしまうかもしれない。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部