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「将来的に何かは変わる…」マドリーで“飼い殺し状態”のベイルは代表も追放? ギグス監督が現状を憂う

カテゴリ:メガクラブ

サッカーダイジェストWeb編集部

2020年08月27日

「違いを作れる選手だが…」

ベイル(左)をウェールズ代表の中心軸に据えてきたギグス(右)は、教え子の苦境にコメントを残した。 (C) Getty Images

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 ウェールズの至宝は、代表を追われることになるかもしれない。レアル・マドリーに所属するガレス・ベイルだ。

 2013年の夏に移籍金8500万ポンド(約128億円)でレアル・マドリーの一員となったベイルだが、いまやジネディーヌ・ジダン監督の構想からも外れ、完全に蚊帳の外に置かれている。

 31歳にしてキャリアの苦境に立たされているベイルは、現地時間8月25日に発表されたウェールズ代表に招集された。だが、その立場はこれまでのそれとは変わりつつあるようだ。発表会見においてライアン・ギグス監督は、エースだった男の現状に持論を展開した。

「ベイルに関しては行き詰まりになっている。彼は試合に向けたコンディションは整っていないかもしれない。言うまでもなく理想的な状況ではない。彼は試合でプレーしたがっているが、短期間に2試合があるとなると、他の選手とは違う起用法を考えないといけない」
 
 6月24日のマジョルカ戦(ラ・リーガ第31節)以来、試合出場がないベイルを今回招集した理由について「私が今の仕事を引き継いだ時から呼んでいる」と説明したギグスは、「将来的に変わることがあるかもしれない」と代表から外す可能性にも言及した。

「理想的な状況は、選手が試合勘を養った状態で、代表合宿に合流することだが、ガレスは長いことそうではない状況にある。彼は特別で、違いを作れる選手であることに疑いの余地はないし、私は彼が現状を何とかするための経験と知識を持っていると思っている。だから、深くは心配していないが、将来的には何かが変わるかもしれない。先を見据えていかないとね」

 代理人のジョナサン・バーネット氏を通じて、2022年6月までの契約を全うする意思を表明しているベイルは、このまま、プレー時間を与えられずに飼い殺し状態を受け入れ続けるのか。その動向には、ウェールズ代表指揮官も気が休まらないようだ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部
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