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「瞬時に違いを作り出した」初ゴールの南野拓実に現地メディアが両チーム最高の“8点”!「眩い輝きを放つ」

カテゴリ:ワールド

サッカーダイジェストWeb編集部

2020年08月30日

地元紙もその活躍を称賛!

待望の移籍後初ゴールを決めた南野。チームは敗れたが、特大のインパクトを残した。(C)Getty Images

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 わずか30分あまりの出場だったが、残したインパクトは特大だった。

 現地時間8月29日に開催されたコミュニティ・シールドで、プレミアリーグ王者のリバプールが、FAカップを制したアーセナルと対戦した。

 前半12分に敵のエース、ピエール=エメリク・オーバメヤンにいきなり先制点を叩き込まれたリバプールは、ボールを支配するものの、前半は枠内シュート0本に抑え込まれる。

 後半に入って54分にサディオ・マネが迎えた決定機も決めきれず、たまりかねたユルゲン・クロップ監督がナビ・ケイタとともに最初に切ったカードが南野拓実だった。

 59分から左サイドハーフに入った日本代表FWは、68分にミドルシュートを放つと、その直後に巧みな抜け出しでセドリク・ソアレスのファウルを誘発。明らかに攻撃を活性化させる。

 迎えた73分だった。敵ゴール前の狭いスペースでモハメド・サラーにパスを出した南野は、そのボールが敵に当って跳ね返ってきたところを落ち着いてシュート。待望の移籍後初ゴールで、リバプールが同点に追い付く。
 
 その後も、鋭いターンを披露するなど積極的に攻撃に絡んだ18番は、1-1のまま突入したPK戦でも4人目のキッカーを務めて見事に成功。試合は敗れたとはいえ、絶大なプレゼンスを発揮した。
 
 このサムライ戦士の活躍を現地メディアも称えている。英衛星放送『Sky Sports』は寸評・採点のなかで、両チーム最高タイ、リバプールでは唯一の「8点」をつけて、こう綴った。

「ベンチから出てきた南野は、本当に眩い輝きを放ち、結果としてリバプールでの最初のゴールを決めた。ボールが跳ね返ってきた時、抜群の落ち着きで(GKの)マルティネスを打ち負かした」

 またゴールの前にも、「ソアレスから巧みにフリーキックで勝ち取った」と付け加えている。

 リバプールの地元紙『Liverpool Echo』は、左SBのアンドリュー・ロバートソンに次ぐチーム2位タイの「7点」をつけ、「彼のテンポとエネルギーで瞬時に違いを作り出し、上手くゴールを奪った」と称賛した。

 途中出場で攻撃のギアを上げ、変化をもたらした南野。プレミアでのブレイクを予感させる、上々の新シーズン初戦となった。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

【動画】強豪アーセナルから貴重な同点弾!南野拓実が決めた待望のリバプール初ゴールはこちら
 
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