ビッグゲームでは蚊帳の外に置かれたインテルの元キャプテン
現地時間8月23日に開催されたチャンピオンズ・リーグ(CL)決勝で、パリ・サンジェルマンはバイエルンに0-1と敗れた。
クラブ史上初の欧州制覇が懸かった大一番に敗れ、落胆しない者はいない。だが、マウロ・イカルディの悔しさは、負けたことだけではなかった。チームがゴールを必要としていたなかで、出番がなかったからだ。
昨シーズン途中までインテルでキャプテンマークを巻いていたイカルディは、昨夏にパリSGにレンタル移籍し、リーグ・アンの20試合に出場して12ゴールをマーク。CLでは7試合に出場し、5ゴールを記録してきた。
しかし、グループステージで最大のライバルだったレアル・マドリーとの2試合では無得点に終わると、決勝トーナメントに入ってからもドルトムントとの2試合では出場機会を得られず。ビッグゲームでは蚊帳の外に置かれたのだ。
新型コロナウイルスの影響でシーズンが中断している間に、完全移籍を果たしたイカルディだが、ふたつのカップ戦ファイナルやCL準々決勝のアタランタ戦で無得点に終わり、その後はピッチに立つことがなかった。CLの決勝トーナメント以降のプレー時間は、アタランタ戦の79分のみだ。
クラブ史上初の欧州制覇が懸かった大一番に敗れ、落胆しない者はいない。だが、マウロ・イカルディの悔しさは、負けたことだけではなかった。チームがゴールを必要としていたなかで、出番がなかったからだ。
昨シーズン途中までインテルでキャプテンマークを巻いていたイカルディは、昨夏にパリSGにレンタル移籍し、リーグ・アンの20試合に出場して12ゴールをマーク。CLでは7試合に出場し、5ゴールを記録してきた。
しかし、グループステージで最大のライバルだったレアル・マドリーとの2試合では無得点に終わると、決勝トーナメントに入ってからもドルトムントとの2試合では出場機会を得られず。ビッグゲームでは蚊帳の外に置かれたのだ。
新型コロナウイルスの影響でシーズンが中断している間に、完全移籍を果たしたイカルディだが、ふたつのカップ戦ファイナルやCL準々決勝のアタランタ戦で無得点に終わり、その後はピッチに立つことがなかった。CLの決勝トーナメント以降のプレー時間は、アタランタ戦の79分のみだ。
イタリア紙『Gazzetta dello Sport』は、「イカルディの悲しい夜。チームは敗れ、自身は出番なし」との見出しで、「キャリア初のCL決勝がこのようになるとは想像していなかっただろう」と、インテル前主将の苦境を伝えている。
さらに、同紙は「ピッチでのあり方を考え直すべきだ」と、元アルゼンチン代表FWには、プレースタイルの修正が必要との見解を示した。
「インテルではキャプテンというだけでなく、唯一のフィニッシャーで、プレスやビルドアップへの関与がなくても許されていた。パリではカンピオーネに囲まれている。出場機会を望むなら、まずはピッチでのあり方を修正すべきだ。そうでなければ、決勝は今後も見続けることになる。テレビではないが、ピッチサイドで」
クラブが多額を費やして買い取ったイカルディは今後、パリでも不良債権化していくのか。それとも、ネイマールやキリアン・エムバペと一緒に輝けるのか。全ては本人次第と言えそうだ。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部