ノイアーが獅子奮迅の大活躍
現地時間8月23日、チャンピオンズ・リーグ決勝のバイエルン・ミュンヘン対パリ・サンジェルマンが、ポルトガルはリスボンにあるスポルト・リスボア・ベンフィカで行なわれた。
互いに国内タイトルを総なめにして迎える独仏絶対王者の一戦。その序盤は、頂上決戦にふさわしい緊張感が漂う中で、両軍ともに激しく肉弾戦を中盤で演じながら主導権を奪い合う攻防戦が続いた。
そのなかで、最初にビッグチャンスを得たのは、パリSGだった。17分に速攻からネイマールが立て続けに決定機を迎えたが、敵守護神ノイアーの2連続でのビッグセーブに防がれてしまう。
一方のバイエルンもほどなくして決定機を創出する。22分、エリア内でボールを得たレバンドフスキが反転しながらボレーシュートを放つも、渾身のショットは惜しくも左ポストに当たってしまう。
その後も両軍ともに一歩も譲らないハイレベルな攻防が続いた前半は、スコアレスで折り返した。
迎えた後半も迫力のあるバトルが至るところで繰り広げられる。丁寧なビルドアップから崩しにかかるバイエルンは、レバンドフスキを起点に敵ゴールに迫るが、T・シウバ、キンペンベ、マルキーニョスを中心にした堅牢を崩せない。
互いに国内タイトルを総なめにして迎える独仏絶対王者の一戦。その序盤は、頂上決戦にふさわしい緊張感が漂う中で、両軍ともに激しく肉弾戦を中盤で演じながら主導権を奪い合う攻防戦が続いた。
そのなかで、最初にビッグチャンスを得たのは、パリSGだった。17分に速攻からネイマールが立て続けに決定機を迎えたが、敵守護神ノイアーの2連続でのビッグセーブに防がれてしまう。
一方のバイエルンもほどなくして決定機を創出する。22分、エリア内でボールを得たレバンドフスキが反転しながらボレーシュートを放つも、渾身のショットは惜しくも左ポストに当たってしまう。
その後も両軍ともに一歩も譲らないハイレベルな攻防が続いた前半は、スコアレスで折り返した。
迎えた後半も迫力のあるバトルが至るところで繰り広げられる。丁寧なビルドアップから崩しにかかるバイエルンは、レバンドフスキを起点に敵ゴールに迫るが、T・シウバ、キンペンベ、マルキーニョスを中心にした堅牢を崩せない。
攻めあぐねる時間が続いたドイツ王者だったが、59分に均衡を破る。敵陣左サイドでボールを持ったキミッヒがアーリークロスを供給。これをファーサイドで待っていたコマンがヘディングでねじ込んだのだ。
この大一番で先発に抜擢されたフランス代表FWの値千金弾で先手を取ったバイエルンは、その後も攻勢を強めて、パリ・サンジェルマンに主導権を渡さない。62分には、レバンドフスキが敵ゴールに迫るも、これは水際でT・シウバに防がれる。
押し込まれたパリSG。これを見たトゥヘル監督は65分に動く。パレデスに代えて故障明けの司令塔ヴェッラッティを送り込んでテンポアップを狙う。これで攻撃のスイッチが入ったフランス王者は、69分にディ・マリアの股抜きパスを敵エリア内で反応したマルキーニョスが決定的なシュートを放つが、ここもバイエルンの守護神ノイアーの好守に阻まれてしまう
守護神の再三に渡るビッグセーブでピンチを凌いだバイエルンは、75分を過ぎてからややオープンな展開となったゲームにも冷静に対応。焦燥感にかられるパリSGを尻目に危なげないパスワークで、時間を確実に消費していった。
パリSGは、80分からディ・マリアを下げて、シュポ=モティングを投入。これでパワープレー気味の攻撃に転じたが、中央を固める相手の堅牢は崩せず。試合は結局、1-0でバイエルンが制し、7シーズンぶり6度目のCL戴冠と2019-20シーズンのトレブルを果たした。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
【CL決勝PHOTO】パリSG0-1バイエルン|古巣・パリSGからコマンが決勝ゴール!史上初の全勝でCL制覇!
【PHOTO】悲願のCL優勝を決めたバイエルン・ミュンヘン! 歴史に名を刻んだV戦士を一挙に紹介!
この大一番で先発に抜擢されたフランス代表FWの値千金弾で先手を取ったバイエルンは、その後も攻勢を強めて、パリ・サンジェルマンに主導権を渡さない。62分には、レバンドフスキが敵ゴールに迫るも、これは水際でT・シウバに防がれる。
押し込まれたパリSG。これを見たトゥヘル監督は65分に動く。パレデスに代えて故障明けの司令塔ヴェッラッティを送り込んでテンポアップを狙う。これで攻撃のスイッチが入ったフランス王者は、69分にディ・マリアの股抜きパスを敵エリア内で反応したマルキーニョスが決定的なシュートを放つが、ここもバイエルンの守護神ノイアーの好守に阻まれてしまう
守護神の再三に渡るビッグセーブでピンチを凌いだバイエルンは、75分を過ぎてからややオープンな展開となったゲームにも冷静に対応。焦燥感にかられるパリSGを尻目に危なげないパスワークで、時間を確実に消費していった。
パリSGは、80分からディ・マリアを下げて、シュポ=モティングを投入。これでパワープレー気味の攻撃に転じたが、中央を固める相手の堅牢は崩せず。試合は結局、1-0でバイエルンが制し、7シーズンぶり6度目のCL戴冠と2019-20シーズンのトレブルを果たした。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
【CL決勝PHOTO】パリSG0-1バイエルン|古巣・パリSGからコマンが決勝ゴール!史上初の全勝でCL制覇!
【PHOTO】悲願のCL優勝を決めたバイエルン・ミュンヘン! 歴史に名を刻んだV戦士を一挙に紹介!