リーグ・アンに続く国内タイトルを獲得
現地時間7月24日に、フランスカップ決勝が行なわれた。フランスでは新型コロナウイルスの影響で2019-20シーズンが4月30日に打ち切りが決定して以降、約3か月ぶりの公式戦開催。舞台となったのはスタッド・ド・フランス。リーグ・アンを制覇したパリ・サンジェルマンとサンテティエンヌが対峙した。
パリSGがネイマール、キリアン・エムバペらが先発したが、主導権を握ったのは緑のユニホームを着用したサンテティエンヌだった。パリSGに対して素早いフォアチェックとマンマーク、素早い攻守の切り替えで翻弄する。
しかし押せ押せの雰囲気が漂っていた14分に流れが変わる。カウンターからアンヘル・ディ・マリアが前線にパス。これにキリアン・エムバペが反応して瞬時にDFラインを突破し、ゴール前まで持ち込みシュート。これをGKが辛くも弾くが、こぼれ球に詰めていたネイマールが豪快に蹴り込んで、先制点を奪った。
その後、DFティロ・ケーラーが痛みを訴えて20分でピッチを退くと、25分にはエムバペが、敵主将ロイキ・ペレンの足元を削る激しいファウルで倒される。このプレーに両チームの選手がヒートアップし、取っ組み合いの乱闘寸前に発展。しばらくフィールド上で慌ただしい状態が続いた。
選手たちを落ち着かせたのち、審判はVARで確認を行ない、ペレンは退場処分に。また、エムバペもどうにか立ち上がって足を引きずりながらも自らの足で歩き、ピッチから去った。
34分には試合が再開され、パリSGはパウロ・サラビアを投入。しかし36分には再び荒いチャージに見舞われたパリSG側が激昂し、大荒れ模様となる。
それでもパリSGが数的有利な状態の1点リードで折り返すと、後半もディ・マリアやサラビアが再三好機を迎える。しかしGKの好守もあり、得点には結びつかず。サンテティエンヌもチャンスを活かせずに、結局、前半の1点を守り切ったパリSGが勝利を収めた。
ちなみに、負傷交代したエムバペは後半途中、松葉づえをつきながらベンチに姿を現わし、仲間とともに優勝セレモニーに参加した。
パリSGはこれで国内二冠を達成し、31日にはリーグカップ決勝でリヨンと対戦する。その後、中断していたチャンピオンズ・リーグに参加し、8月12日にはアタランタと準々決勝第1レグを戦う。欠かせない主力であるエムバペの負傷が気になるところだ。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
パリSGがネイマール、キリアン・エムバペらが先発したが、主導権を握ったのは緑のユニホームを着用したサンテティエンヌだった。パリSGに対して素早いフォアチェックとマンマーク、素早い攻守の切り替えで翻弄する。
しかし押せ押せの雰囲気が漂っていた14分に流れが変わる。カウンターからアンヘル・ディ・マリアが前線にパス。これにキリアン・エムバペが反応して瞬時にDFラインを突破し、ゴール前まで持ち込みシュート。これをGKが辛くも弾くが、こぼれ球に詰めていたネイマールが豪快に蹴り込んで、先制点を奪った。
その後、DFティロ・ケーラーが痛みを訴えて20分でピッチを退くと、25分にはエムバペが、敵主将ロイキ・ペレンの足元を削る激しいファウルで倒される。このプレーに両チームの選手がヒートアップし、取っ組み合いの乱闘寸前に発展。しばらくフィールド上で慌ただしい状態が続いた。
選手たちを落ち着かせたのち、審判はVARで確認を行ない、ペレンは退場処分に。また、エムバペもどうにか立ち上がって足を引きずりながらも自らの足で歩き、ピッチから去った。
34分には試合が再開され、パリSGはパウロ・サラビアを投入。しかし36分には再び荒いチャージに見舞われたパリSG側が激昂し、大荒れ模様となる。
それでもパリSGが数的有利な状態の1点リードで折り返すと、後半もディ・マリアやサラビアが再三好機を迎える。しかしGKの好守もあり、得点には結びつかず。サンテティエンヌもチャンスを活かせずに、結局、前半の1点を守り切ったパリSGが勝利を収めた。
ちなみに、負傷交代したエムバペは後半途中、松葉づえをつきながらベンチに姿を現わし、仲間とともに優勝セレモニーに参加した。
パリSGはこれで国内二冠を達成し、31日にはリーグカップ決勝でリヨンと対戦する。その後、中断していたチャンピオンズ・リーグに参加し、8月12日にはアタランタと準々決勝第1レグを戦う。欠かせない主力であるエムバペの負傷が気になるところだ。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部