現地時間７月16日に開催されたラ・リーガ第37節で、久保建英が所属するマジョルカは、グラナダとホームで対戦。１-２の逆転負けを喫し、昇格から１年での２部降格が決まった。
これにより俄然注目されるのが、久保の去就だ。マジョルカ残留の可能性はなくなり、またEU圏外選手枠の問題もあって、保有元のレアル・マドリーへの復帰も難しいため、別のチームでのレンタルが有力視されている。
ミランやパリ・サンジェルマン、セルティックなどスペイン国外の名門クラブからの関心も取り沙汰されているが、久保本人はスペインでのプレーを望んでいると見られている。
「ヨーロッパリーグの出場権を得た場合は…」
そんななか、『Eldesmarque』のセビージャ版は、以前も伝えられたベティスの興味を改めて報じた。
昨シーズンに日本代表MF乾貴士がプレーしたアンダルシアの古豪は、「この日本人がスポーツ面でもマーケット面でも多くのことをもたらせるため、数か月前から移籍の可能性を画策している」という。
ただ、レアル・ソシエダも久保のレンタルを狙うチームであり、「ヨーロッパリーグの出場権を得た場合は、このアタッカーの獲得に動くだろう」と綴っている。
また、久保と同じくマドリーが保有し、レンタル先のレガネスで奮闘しているオスカル・ロドリゲスもリストアップしているようだ。このスペイン人MFの動向も、日本の至宝の去就に影響を与えるかもしれない。
はたして、引く手あまたの19歳は、来シーズンに何色のユニホームを着るのだろうか。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
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