現地時間７月16日、ラ・リーガ第37節が行なわれ、乾貴士が所属するエイバルはバジャドリーを迎えた。

　乾は２試合ぶりに先発復帰し、勝利に貢献した前節のエスパニョール戦に続いてスタメンで登場。前線から積極的に仕掛けていく。

　先制点は21分、エイバルのペドロ・ビガスがCKから頭で叩き込むと、さらに28分、バジャドリーの最終ライン、GKとDFの連携ミスを逃さず、ミスとなったバックパスを乾が拾い、無人となったゴールに流し込んで追加点を挙げた。

　２点を先行して前半を折り返したホームチームだが、乾は65分に交代でピッチを去る。

　エイバルがリードして迎えた68分、自陣のエリア内でファウルを侵し、バジャドリーにPKを与えてしまう。これを決められ、２-１と１点差に迫られた。

　攻守が目まぐるしく入れ替わりながらもスコアは２-１で突入した後半アディショナルタイム、今度はバジャドリーがエリア内でファウルを侵す。エイバルにPKが与えられ、パブロ・デ・ブラシスが冷静に蹴り込んで、ダメ押しの３点目を加えた。

　試合は６分近いアディショナルタイムを消化し、そのまま３-１で終了。乾はチームの勝ち越し点を奪う活躍で、勝利に貢献している。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部