ロッカールームでも“ソーシャルディスタンス”
現地時間6月16日にブンデスリーガの第32節が行なわれ、バイエルンはブレーメンを1-0で下し、史上初のリーグ8連覇を達成した。
決勝点となったのは、43分に決まったロベルト・レバンドフスキのゴールだ。自身のリーグ戦最多記録を31ゴールに更新した不動のストライカーは、試合後に専門誌『kicker』に心境を明かしている。
「この勝利は特別なもの。だが、ファンのいない優勝のお祝いは奇妙で、複雑な気分だ。彼らの作り出す雰囲気と情熱が欠落しているからだ。ただ、我々はドイツで最も強いチームになれたことを喜んでいる。今は難しくても、一刻も早く、ファンと一緒にこの喜びを分かち合いたい」
決勝点となったのは、43分に決まったロベルト・レバンドフスキのゴールだ。自身のリーグ戦最多記録を31ゴールに更新した不動のストライカーは、試合後に専門誌『kicker』に心境を明かしている。
「この勝利は特別なもの。だが、ファンのいない優勝のお祝いは奇妙で、複雑な気分だ。彼らの作り出す雰囲気と情熱が欠落しているからだ。ただ、我々はドイツで最も強いチームになれたことを喜んでいる。今は難しくても、一刻も早く、ファンと一緒にこの喜びを分かち合いたい」
ブンデスリーガは新型コロナウイルスの影響で中断していたが、5月中旬に欧州では先頭を切ってリーグを再開した。バイエルンは中断期間を挟んで11連勝と、2位のドルトムントの追随を許さない強さで優勝を決めた。
今回は無観客試合での優勝決定となったが、バイエルンは今季、三冠達成の可能性を残している。7月4日にはDFBポカール決勝を控え、チャンピオンズ・リーグも決勝トーナメントへの進出を決めた状態で中断している。
同クラブのCEOであるカール・ハインツ・ルンメニゲ氏は同誌に対して、「史上2度目の三冠達成は我々の視野に入っている。今回の優勝は確かに奇妙だ。だが、記録達成には手を抜かないつもりだ」とコメント。
異常な状態が続く中でも、ドイツのメガクラブはさらなる高みを目指しているようだ。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部