バーリの17歳カストロビッリに、ユーベとローマが食指
セリエB・バーリのプリマベーラ(U-19)に所属する17歳の攻撃的MFガエターノ・カストロビッリに、ビッグクラブの熱い視線が集まっている。
今シーズンここまでリーグ戦13試合に出場して6得点。高いテクニックと優れた戦術眼を備えたタレントで、すでにユベントス、ローマがバーリとコンタクトを取って獲得に動き出している。
爆発的なスピードには欠けることもあり、現在のポジションよりも一列下がった中盤のゲームメーカーとして将来が期待される、というのが一致した見方だ。
セリエBからビッグクラブへの移籍は、ちょうど2012年にペスカーラからパリSGに移籍したイタリア代表MFマルコ・ヴェッラッティが辿ったルートと同じ。読者のみなさんも「ガエターノ・カストロビッリ」という名前を覚えておいたほうがいい。
オスバルド、6月までのレンタルでボカ入りが決定
インテルで戦力外となっていたイタリア代表FWパブロ・オスバルドが、かねてから交渉が続いていたアルゼンチンのボカ・ジュニオルスと6月までのレンタルで移籍することが決まった。
すでに2月10日夜の飛行機でブエノスアイレスに向かって飛び立っており、現地時間11日にメディカルチェックを受け、契約書にサインする予定となっている。
【翻訳】
片野道郎
翻訳者からのごあいさつ
イタリアのスポーツ専門局『SkySport』を舞台に活躍するジャンルカ・ディ・マルツィオは、移籍専門記者という新たなジャンルを独力で切り開いた草分けにして、他をまったく寄せ付けないトップランナーです。
イタリア国内ではすでに数年前から超メジャーな存在でしたが、2013年1月にジョゼップ・グアルディオラ監督のバイエルン入りという大スクープをものにして、一躍ヨーロッパ中でその名を知られるようになりました。その後も、ウィリアン(当時シャフタール・ドネツク)がトッテナムからチェルシーに寝返った顛末など、イタリアにいながらワールドワイドな移籍情報をいくつもスクープしています。
セリエAから下部リーグまで各クラブの会長やスポーツディレクターはもちろん、代理人からスカウトまで膨大な関係者と緊密なネットワークを持ち(iPhoneのアドレス帳には3000人以上のコンタクトが入っています)、他の記者には絶対入手できないディープな情報をキャッチ。素晴らしいのは、しっかり裏が取れるまでは決して情報を出さないところです。
ご存じの通り、世界中を飛び交っている移籍関連ニュースの大半は、誰かの願望や思惑に基づくただの噂でありそれ以上ではありませんが、ディ・マルツィオが発信するニュースは、すべて彼自身のプライドがかかったガチネタであり、ハズレはほぼ皆無と言っても過言ではありません。移籍ネタに関しては、どんなにありそうな話でもディ・マルツィオが書くまでは嘘か本当かわからない、どんなにあり得ない話でもディ・マルツィオが書いたら本当、というのが、もはやこの業界の常識になっているくらいです。
ツイッターのフォロワーは全世界で約30万人。日本では13年7月から『ワールドサッカーダイジェスト』誌に連載コラムを寄稿しています。この連載を休載した時には、日本のフォロワーからいくつも問い合わせのリプライが飛んで来たほどの人気です。
そんなディ・マルツィオのオフィシャルサイト『gianlucadimarzio.com』から、移籍関連を中心とする最新ニュースを毎日厳選してお伝えするのがこのコーナー。サプライズはあっても「ガセ」はありませんから、安心してお読みください。(片野道郎)
今シーズンここまでリーグ戦13試合に出場して6得点。高いテクニックと優れた戦術眼を備えたタレントで、すでにユベントス、ローマがバーリとコンタクトを取って獲得に動き出している。
爆発的なスピードには欠けることもあり、現在のポジションよりも一列下がった中盤のゲームメーカーとして将来が期待される、というのが一致した見方だ。
セリエBからビッグクラブへの移籍は、ちょうど2012年にペスカーラからパリSGに移籍したイタリア代表MFマルコ・ヴェッラッティが辿ったルートと同じ。読者のみなさんも「ガエターノ・カストロビッリ」という名前を覚えておいたほうがいい。
オスバルド、6月までのレンタルでボカ入りが決定
インテルで戦力外となっていたイタリア代表FWパブロ・オスバルドが、かねてから交渉が続いていたアルゼンチンのボカ・ジュニオルスと6月までのレンタルで移籍することが決まった。
すでに2月10日夜の飛行機でブエノスアイレスに向かって飛び立っており、現地時間11日にメディカルチェックを受け、契約書にサインする予定となっている。
【翻訳】
片野道郎
翻訳者からのごあいさつ
イタリアのスポーツ専門局『SkySport』を舞台に活躍するジャンルカ・ディ・マルツィオは、移籍専門記者という新たなジャンルを独力で切り開いた草分けにして、他をまったく寄せ付けないトップランナーです。
イタリア国内ではすでに数年前から超メジャーな存在でしたが、2013年1月にジョゼップ・グアルディオラ監督のバイエルン入りという大スクープをものにして、一躍ヨーロッパ中でその名を知られるようになりました。その後も、ウィリアン(当時シャフタール・ドネツク)がトッテナムからチェルシーに寝返った顛末など、イタリアにいながらワールドワイドな移籍情報をいくつもスクープしています。
セリエAから下部リーグまで各クラブの会長やスポーツディレクターはもちろん、代理人からスカウトまで膨大な関係者と緊密なネットワークを持ち(iPhoneのアドレス帳には3000人以上のコンタクトが入っています)、他の記者には絶対入手できないディープな情報をキャッチ。素晴らしいのは、しっかり裏が取れるまでは決して情報を出さないところです。
ご存じの通り、世界中を飛び交っている移籍関連ニュースの大半は、誰かの願望や思惑に基づくただの噂でありそれ以上ではありませんが、ディ・マルツィオが発信するニュースは、すべて彼自身のプライドがかかったガチネタであり、ハズレはほぼ皆無と言っても過言ではありません。移籍ネタに関しては、どんなにありそうな話でもディ・マルツィオが書くまでは嘘か本当かわからない、どんなにあり得ない話でもディ・マルツィオが書いたら本当、というのが、もはやこの業界の常識になっているくらいです。
ツイッターのフォロワーは全世界で約30万人。日本では13年7月から『ワールドサッカーダイジェスト』誌に連載コラムを寄稿しています。この連載を休載した時には、日本のフォロワーからいくつも問い合わせのリプライが飛んで来たほどの人気です。
そんなディ・マルツィオのオフィシャルサイト『gianlucadimarzio.com』から、移籍関連を中心とする最新ニュースを毎日厳選してお伝えするのがこのコーナー。サプライズはあっても「ガセ」はありませんから、安心してお読みください。(片野道郎)