【FC東京】渡辺剛が“移籍した戦友”からもらったメッセージ

カテゴリ:Jリーグ

白鳥和洋(サッカーダイジェスト)

2020年06月11日

「同じサッカー人としてもどこに行っても頑張ってほしい」

6月11日の囲み取材で期限付き移籍したナ・サンホについて、渡辺が言及した。写真:山崎賢人(サッカーダイジェスト写真部)

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 昨季にFC加入したナ・サンホが在籍2年目にしてひとつの決断を下した。期限付き移籍で、韓国の城南FCに新天地を求めることが決まったのだ。本人はクラブのホームページを通して以下のようにコメントしている。

「このたび、城南FCへ期限付き移籍をすることになりました。今回の決断は簡単ではなかったですが、両クラブからいただいたチャンスをしっかりと活かしていけるように頑張ってきます。半年間、一生懸命努力し、来シーズンは今よりもっと成長して戻ってきます。引き続き応援よろしくお願いします」(原文ママ)
 
 これを受け、“同期”(プロになった年が同じ)でDFの渡辺がナ・サンホの移籍について次のように言及。

「同年代の選手で凄い残念な気持ちもあります。まあ、悲しい気持ちはありましたけど、サンホ自身の意思もありますし、移籍したからといって期限付きなのでまた帰ってくる可能性もあるので、自分としては同じサッカー人としてどこに行っても頑張ってほしいです。サンホには連絡して『東京の副キャプテン、今年も頼むよ』というメッセージももらったので、自分が東京で活躍する姿がサンホを刺激できればと思っています」

 ナ・サンホのメッセージをエネルギー源として、今季のリーグ戦でどう振る舞うか。進化した姿を見せることが、昨季同じピッチで切磋琢磨した“戦友”ナ・サンホへの最高のメッセージになるはずだ。

構成●サッカーダイジェスト編集部

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