「セレッソコンビ以上に縁を感じるのは…」お見送り芸人しんいちが選ぶJ歴代ベスト11

カテゴリ:Jリーグ

多田哲平(サッカーダイジェスト)

2020年05月05日

ボランチは稲本とドゥンガの2枚

赤く囲っているのが「MY BEST PLAYER」。選んだのは、不思議な縁がある岡野だ。(C)SOCCER DIGEST

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 サッカーダイジェストWebでは、「Jリーグ歴代ベストイレブン」と題し、現役選手や元日本代表、タレントなど様々な方に“マイベストイレブン”を選んでもらっている。人選の条件は現在までに登録されたJリーガーで、外国籍選手は3人まで。ここでは、“野人”岡野のモノマネネタを持つ、お見送り芸人しんいちの“マイベストイレブン”を紹介しよう。

――◆――◆――

 選考基準はインパクトです。テレビや生で観て衝撃を受けた選手や、昔から好きなセレッソからお気に入りの選手を選びました。

 GKは川口です。アトランタ五輪のブラジル戦は印象深いです。「シュート何本止めんねん! こんなに上手いGKおるんかい!」って。若くしてマリノスでレギュラーの座を掴んだのも凄い。GKは年齢や経験がモノをいうポジションやと思っていたのに、その常識を見事に覆されました。

 ディフェンスラインの中央はブッフバルト。生で観た時に、やたら攻撃を止めていて、やっぱりドイツ代表の実力は伊達じゃないなと。2年連続でベストイレブンにも選ばれているし、間違いなく歴代トップクラスのCBやと思います。
 
 右は中澤。この人はセットプレーの強さが半端ない。守備ではバシバシ撥ね返すし、攻撃でもバチンと強烈なヘッドで点が取れる。もう天晴れです。

 左の坪井ちゃんは足の速さですね。こんなに足の速いDFって他にいます? あと身体が強いんですよ。僕がゲストとして招待してもらった巻さんの引退試合でマッチアップさせてもらいましたけど、背中でちょこんと当たっただけやのに、ガッチリとしてて岩みたいに感じた。しかもすごく優しいし、巻さんの試合でもめっちゃイジってくれた。え? なんで「ちゃん」付けなのかって? すごく顔が可愛らしいからですよ。だから親しみを込めて、「坪井ちゃん」と呼ばせてもらいます(笑)。

 ボランチは稲本とドゥンガの2枚です。稲本はガンバユースの頃から、将来日本を背負っていく選手だと聞いていて、プロになりたての頃にサインをもらったのを覚えています。その時のサインは今も大事に持っていますよ。それから本当に日本代表としてワールドカップでも点を取って……ホンマに凄い人やって。ライバルのガンバの選手でしたけど、一目置いていました。潰しの能力も、日本人ではナンバーワンでしょう。

 ドゥンガは“鬼教官”ってイメージ。めっちゃ顔が怖い。相手がビビッて逃げ出すんちゃうかってくらい。それにブラジル代表のキャプテンを務めるくらいですから、リーダーシップはピカイチ。チームの雰囲気がグッと締まる。技術も高く、身体も強くて、試合の展開も読める。総合力はめっちゃ高い。ほんで、顔、めっちゃ怖い。
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