「自分は選手だと伝えたが、信じては…」
2005年、「イスタンブールの奇跡」でミランを下し、チャンピオンズ・リーグを制覇したリバプールは、欧州王者として12月に開催されたクラブ・ワールドカップで日本を訪れた。
サンパウロとの決勝で0-1と敗れ、失意にあった選手たちは、その日の夜に外出したという。その時、警察沙汰となり、ひとりの選手が捕まってしまった。元ドイツ代表MFのディートマー・ハマンだ。
英紙『Liverpool Echo』でハマンは「想像できるだろうが、試合後の我々はかなり落胆していた。その時、アーセナル対チェルシーだったと思うが(テレビで)放送があったんだ」と切り出し、こう続けている。
「時差があるから、夜の22時か23時のキックオフだったと思う。それまでに我々はホテルに着き、夕食を済ませていた。それで『試合を見るために飲みにいこうぜ』となったんだ。日本にジェイミー・キャラガーの友達たちがいて、我々は試合を見て、少しシャンディーを望んだ」
サンパウロとの決勝で0-1と敗れ、失意にあった選手たちは、その日の夜に外出したという。その時、警察沙汰となり、ひとりの選手が捕まってしまった。元ドイツ代表MFのディートマー・ハマンだ。
英紙『Liverpool Echo』でハマンは「想像できるだろうが、試合後の我々はかなり落胆していた。その時、アーセナル対チェルシーだったと思うが(テレビで)放送があったんだ」と切り出し、こう続けている。
「時差があるから、夜の22時か23時のキックオフだったと思う。それまでに我々はホテルに着き、夕食を済ませていた。それで『試合を見るために飲みにいこうぜ』となったんだ。日本にジェイミー・キャラガーの友達たちがいて、我々は試合を見て、少しシャンディーを望んだ」
だが、決勝で敗れた失望からか、「終わりに向かって少し手に負えない」状況になってしまったという。「それで警察が来たんだ。みんな走って逃げたけど、自分は速くなかったから、最初に捕まってしまった」と振り返っている。
「警察に捕まって、わたしはジャージ姿だった。自分は選手だと伝えたが、おそらく信じなかっただろう。だれも、英語やドイツ語を一切話せなかったんだ」
現在46歳となった名手は、「イングランドに留学経験がある日本人の男性が面倒を見てくれていたから、何とかして連絡を取って、彼に来てもらった。交番から出してもらえたのは、朝の5時か6時だったよ」と続けた。
「コーヒーを少し飲み、空港に向かうバスに乗り込んだ。(交番から)出られてかなり幸運だったよ」
レッズが優勝していたら、ハマンが日本の交番に行くこともなかったのだろうか。
構成●ワールドサッカーダイジェスト編集部
「警察に捕まって、わたしはジャージ姿だった。自分は選手だと伝えたが、おそらく信じなかっただろう。だれも、英語やドイツ語を一切話せなかったんだ」
現在46歳となった名手は、「イングランドに留学経験がある日本人の男性が面倒を見てくれていたから、何とかして連絡を取って、彼に来てもらった。交番から出してもらえたのは、朝の5時か6時だったよ」と続けた。
「コーヒーを少し飲み、空港に向かうバスに乗り込んだ。(交番から)出られてかなり幸運だったよ」
レッズが優勝していたら、ハマンが日本の交番に行くこともなかったのだろうか。
構成●ワールドサッカーダイジェスト編集部
Facebookでコメント
- 「コイツすげえな」内田篤人が絶賛した日本人選手は?「代えはいない。特長がないと思われがちだけど…」
- 「腹が立ったよ、日本に押し込まれて…」韓国代表の左SBが惨敗に終わった日韓戦を回顧!「いまはホン・ミョンボの気持ちがよく分かる」
- 「日本か韓国の組がよかった…」東京五輪のポッド分けに優勝候補スペインのメディアが嘆き! 南米2強との同居決定で「悪いニュースだ」
- 「ホンダはこの国のルールを知らなかったようだ」本田圭佑の“珍行動”にアゼルバイジャン・メディアが騒然!主審に詰め寄ると…
- 「中国のマナー違反が炸裂した」韓国メディア、女子代表の五輪予選敗退に敵国を糾弾!「観客はコロナ対策なし、選手は時間稼ぎ…」