なぜメッシとユニ交換をしなかった? リバプール主将が語った元マンUの“闘将”の教えとは?「彼は凄いけど…」

カテゴリ:メガクラブ

サッカーダイジェストWeb編集部

2020年04月29日

奇跡の逆転劇を回想

メッシ(10番)とのマッチアップ後もヘンダーソン(左)は、自身の信念を曲げなかった。 (C) Getty Images

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 現代サッカー界において“世界最高”の選手のひとりと評されているのが、バルセロナに所属するアルゼンチン代表FWリオネル・メッシだ。

 そんな稀代のスーパースターとは、数多くの選手たちが、ユニホーム交換を願い出ている。試合後にメッシのもとに相手チームの選手が歩み寄る姿は、これまで何度も見られてきた光景でもある。

 だが、フットボーラーのある意味で、夢とも言えるメッシとのユニホーム交換を望まない選手もいる。例えばリバプールのジョーダン・ヘンダーソンだ。

 クラブのレジェンドであるスティーブン・ジェラードの後継者として2015-16シーズンからリバプールでキャプテンを務めている“闘将”は、英紙『Mirror』で、昨年5月に行なわれたバルサとのチャンピオンズ・リーグ準決勝を回想。その中でメッシへの想いを明かした。

 本拠地アンフィールドでの第2レグでレッズ(リバプールの愛称)が4-0と完勝し、サッカー史に残る大逆転劇となったバルサ戦。その第1レグではメッシに直接FKを含む2ゴールを奪われ、0-3とリバプールが敗れていた。
 
 圧倒された事実を踏まえてヘンダーソンは、「テレビで見る彼と実際にプレーしている彼が違うことは確かだ。ものすごく速い」と語り、さらに直接目の当たりにした“クラック”の凄みを語った。

「あのフリーキックでの得点は今でも信じられない。アリ(アリソン)がどれほど素晴らしいかを話したけれど、メッシは彼がどうすることもできないエリアに蹴ってきた。あのホイップ、鋭さ、正確性、全てがパーフェクトだった」

 それでも「彼は凄い。けど、『オーマイガー! メッシだ』なんて心のなかで思うことはなかった」と話したヘンダーソンは、第1レグ後にメッシとユニホームを交換するという発想は微塵もなかったという。その想いの背景には、かつて所属したサンダーランド時代に先達から受けた教えがあった。

「第1レグの終わりにユニホーム交換をしに行くかを考えたかって? いや、ノーだね! そもそも僕はそういうことを自分から求めたことは一度もないんだ。サンダーランドに居た時に、ロイ・キーンから言われたのさ。『ユニホームを交換しに行くなんてのは、相手からすればビビっているように見えるぞ』ってね」

 かつてマンチェスター・ユナイテッドを統率した“闘将”からの教えを忠実に守ったことを明かしたヘンダーソン。その確固たる信念が、第2レグの逆転劇に繋がったのかもしれない。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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