• トップ
  • ニュース一覧
  • 「残酷なことに他人の親が…」リベリ、今も残る“顔の傷”で負った幼少期のトラウマを告白!

「残酷なことに他人の親が…」リベリ、今も残る“顔の傷”で負った幼少期のトラウマを告白!

カテゴリ:ワールド

サッカーダイジェストWeb編集部

2020年04月19日

2歳で車から投げ出されて…

バイエルンやフランス代表で活躍したリベリ。その裏には幼い頃に負ったトラウマとの格闘の日々があった。 (C) Getty Images

画像を見る

 フランスが生んだ天才肌のアタッカーが、自身の“トラウマ”について告白した。

 現地時間4月17日、フランス・メディア『Canal+ Sport』で、現在フィオレンティーナに所属する元フランス代表MFフランク・リベリが、自身の顔に残ってしまった大きな傷跡について語った。

 リベリの額から右頬にかけてついた傷。それは彼がまだ2歳だった時に父親の運転する車が交通事故に遭い、路上に投げ出された際についたものだ。100針を縫う大怪我ではあったものの、幸い命には別条がなかった。しかし、深々とついたそれは、本人にとって「簡単に受け入れられるものではなかった」という。

「俺はまだ子どもだった。だから、この傷のことは簡単じゃなかったね。受け入れるのには時間を要した。人々が見たり、言ったりしていることに俺の家族は傷ついたんだ」

 さらにリベリは、周りを行き交う人々の視線が常に自身に向けられることで、「トラウマを抱えたことがあった」とも語った。
 

「みんなが言うんだよ。『ん? 一体あれはなんだ?』とか『彼の顔に付いているものはなんだ』、『なんだ、その傷! 醜い顔だ』とかね。どこへ行ってもじろじろと見てくる。

 それは俺がフランクなんてお気楽な名前の良い人だからとか、良いフットボーラーだからというわけじゃない。この傷のせいだ。そういうことやってくるのは、残酷なことに大抵が、他の子どもの親なんだよ」

 幼心にトラウマを抱えたリベリだったが、それでも自分に劣等感を感じるようなことはなかったという。

「確かに苦しんだ。でも、俺は隅っこへ行って泣きじゃくるようなことはしなかった」

 辛い幼少期を過ごしながらも、逞しく成長していったリベリ。37歳にしていまだセリエAのトッププレーヤーとしてプレー出来る原動力は、そうした強い精神力にあるのかもしれない。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部
【関連記事】
「神の手を超えるものだった…」マラドーナが“伝説の5人抜き”を回想! 「いける」と確信した瞬間とは?
「久保建英とロドリゴが“最後の1枠”を争う」来季マドリーの“EU圏外枠”を巡るバトルをスペイン紙がレポート
「伝説的なマルセイユルーレットだ」スペイン紙が16年前に東京Vを粉砕したジダンのドリブル突破に脚光!
エトー、マタ、ファビーニョなど多士済々! 「マドリーで大成できなかった名手たち」を英紙が特集!
「ヤツらは女たちを連れ込んで…」元ナイジェリア代表CBが明かした98年W杯“衝撃の真実”

サッカーダイジェストTV

詳細を見る

 動画をもっと見る

Facebookでコメント

サッカーダイジェストの最新号

  • 週刊サッカーダイジェスト 王国の誇りを胸に
    4月10日発売
    サッカー王国復活へ
    清水エスパルス
    3年ぶりのJ1で異彩を放つ
    オレンジ戦士たちの真髄
    詳細はこちら

  • ワールドサッカーダイジェスト 特別企画
    5月1日発売
    プレミアリーグ
    スター★100人物語
    絆、ルーツ、感動秘話など
    百人百通りのドラマがここに!
    詳細はこちら

  • 高校サッカーダイジェスト 完全保存版
    1月17日発売
    第103回全国高校サッカー選手権
    決戦速報号
    前橋育英が7年ぶりの戴冠
    全47試合&活躍選手を詳報!
    詳細はこちら

>>広告掲載のお問合せ

ページトップへ