「すべてが過密になるかもしれない」
ベルギー・リーグは中断していたレギュラ-シーズンを打ち切る方針だと発表した。イングランドでプレーするベルギー代表のケビン・デ・ブルイネは、将来的な影響を考えて決断すべきとの見解を示している。
3月からシーズンが中断し、選手たちは自宅待機を余儀なくされている。デ・ブルイネは、リーグ戦を再開できた場合でも、負傷リスクを避けるために準備期間が必要と述べた。
英衛星放送『Sky Sports』によると、デ・ブルイネは地元紙『Het Laatste Nieuws』で「またプレーできるのかどうかは分からない」と話している。
「サッカー選手としては明快じゃないね。6週間も何もしなければ、普通は3~4週間のプレシーズンが必要だ。すぐに再開したら、みんな2試合こなしただけで医務室行きだよ」
3月からシーズンが中断し、選手たちは自宅待機を余儀なくされている。デ・ブルイネは、リーグ戦を再開できた場合でも、負傷リスクを避けるために準備期間が必要と述べた。
英衛星放送『Sky Sports』によると、デ・ブルイネは地元紙『Het Laatste Nieuws』で「またプレーできるのかどうかは分からない」と話している。
「サッカー選手としては明快じゃないね。6週間も何もしなければ、普通は3~4週間のプレシーズンが必要だ。すぐに再開したら、みんな2試合こなしただけで医務室行きだよ」
デ・ブルイネは「もちろんそんなつもりはない。でも、あまり決断するのを待ちすぎると、来シーズンに問題となりかねないと思う」と続けた。
「夏休みもさほど長くないし、すべてが過密になるかもしれない。こんな良いシーズンを止めてしまうのは残念だろう。でも、来年への影響を避けられるのであれば、そうすべきだ」
新型コロナウイルスの感染拡大で、夏に予定されていたEURO2020も来年に延期となった。だが、デ・ブルイネは「1年の違いは、そう悲観していない」と話している。
「EUROを中止にしていたら、いきなりワールドカップになっていた。それは問題だっただろう。今回の隔離で、僕らの多くは引退後のことを考えさせられた。みんな、さらなる1年のために全力を尽くそうとモチベーションを高めると思う。僕はあまり自分の調子を心配していない。またサッカーをしだしたら、元のレベルに戻るはずだ」
来季に影響することなく今季を完遂し、2021年のEUROでも人々がサッカーを楽しめるのがベストだが……。進展が待たれる。
構成●ワールドサッカーダイジェスト編集部