「シンジ・オノ!」「キング!」
新型コロナウイルスの影響で世界の各国リーグはほぼ中断している。オーストラリアもそのひとつで、豪州1部のAリーグを含め、すべてのプロスポーツリーグが中断している。
試合のないAリーグの公式SNSアカウントは、過去の映像を流したり、選手たちが自宅でトレーニングする様子などを公開し、ファンを楽しませている状態が続いている。
そんななか、公式アカウントが4月1日に「過去の振り返り企画」を発表。これまでにAリーグでプレーした選手のうち、「再び新しいユニホームを着て、Aリーグでプレーしている姿を見たいのは誰?」とファンに呼びかけた。
候補として登場したのはJ1のアビスパ福岡でもプレーした元豪州代表MFウフク・タレイ、元豪州代表MFのトラビス・ドット、イングランド出身で豪州とニュージーランドでもプレーしたFWポール・イフィル、そして、かつてウェスタン・シドニーでプレーし、現在はFC琉球に所属する小野伸二だ。
試合のないAリーグの公式SNSアカウントは、過去の映像を流したり、選手たちが自宅でトレーニングする様子などを公開し、ファンを楽しませている状態が続いている。
そんななか、公式アカウントが4月1日に「過去の振り返り企画」を発表。これまでにAリーグでプレーした選手のうち、「再び新しいユニホームを着て、Aリーグでプレーしている姿を見たいのは誰?」とファンに呼びかけた。
候補として登場したのはJ1のアビスパ福岡でもプレーした元豪州代表MFウフク・タレイ、元豪州代表MFのトラビス・ドット、イングランド出身で豪州とニュージーランドでもプレーしたFWポール・イフィル、そして、かつてウェスタン・シドニーでプレーし、現在はFC琉球に所属する小野伸二だ。
小野は2012年9月にウェスタン・シドニーへ移籍し、加入直後のシーズンでは24試合・7ゴールを挙げ、レギュラーシーズン1位の立役者となった。
そして、レギュラーシーズン後に行なわれるファイナルシリーズ準決勝、ブリスベン・ロアーとの一戦では小野が躍動。1点をリードした71分、味方からのパスをキープした小野が、利き足ではない左足でチップキックシュートを放つ。DFやGKが棒立ちとなるなか、ゆるやかな放物線を描いたボールはネットに吸い込まれ、スタジアムの観客は総立ちに。このゴールは未だウェスタン・シドニーのファンの間で「伝説」と称されている。
企画に対して地元ファンから寄せられた要望のうち、「シンジ・オノ」と答えた回答には最も多くの「いいね」が寄せられている。小野の名前を連呼するコメントや、名前に「王冠」を添えているものもあり、Aリーグファンにとって小野は、今も忘れられない存在のようだ。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部