イタリア・ダービーで注目される二人の俊英FWへ助言
無観客試合となっても、3月8日に行なわれるユベントス対インテルのイタリア・ダービーは注目の大一番である。両クラブのライバル関係はもちろん、今シーズンのスクデットの行方も左右する可能性があるからだ。
ピッチ内のあらゆるマッチアップにスポットライトが当てられているなかで、最注目の一つとして挙げられているのが、アルゼンチンの未来を担うと期待されるパウロ・ディバラとラウタロ・マルティネスの対決だ。
母国で開催された1978年のワールドカップでアルゼンチンを優勝に導いたひとり、マリオ・ケンペスは、才能豊かな後輩たちを高く評価している。
イタリア紙『Gazzetta dello Sport』のインタビューに応じたケンペスは、ユベントスの10番を背負うディバラについて、「個人的には知り合いじゃないが、以前から称賛しているんだ」と賛辞を寄せつつ、代表ではリオネル・メッシを気にし過ぎではないかと述べている。
「おそらく、代表ではユベントスで見せる断固たる顔つきがない。ディバラは賢いから、不思議だよ。メッシとやるのは簡単じゃないが、彼を恐れては、ブレーキをかけてはいけない」
ピッチ内のあらゆるマッチアップにスポットライトが当てられているなかで、最注目の一つとして挙げられているのが、アルゼンチンの未来を担うと期待されるパウロ・ディバラとラウタロ・マルティネスの対決だ。
母国で開催された1978年のワールドカップでアルゼンチンを優勝に導いたひとり、マリオ・ケンペスは、才能豊かな後輩たちを高く評価している。
イタリア紙『Gazzetta dello Sport』のインタビューに応じたケンペスは、ユベントスの10番を背負うディバラについて、「個人的には知り合いじゃないが、以前から称賛しているんだ」と賛辞を寄せつつ、代表ではリオネル・メッシを気にし過ぎではないかと述べている。
「おそらく、代表ではユベントスで見せる断固たる顔つきがない。ディバラは賢いから、不思議だよ。メッシとやるのは簡単じゃないが、彼を恐れては、ブレーキをかけてはいけない」
代表でメッシとプレーするディバラは、ユーベでクリスチアーノ・ロナウドのチームメイトだ。ケンペスは、「C・ロナウドの個性はあまりに大きく、他の個性をしぼませるんだ」と持論を続けた。
「ディバラはそうならないようにしないといけない。彼とロナウドは素晴らしく協調しているのだしね。まあ、リヨン戦では見られなかったが……」
また、ケンペスは、「ディバラとラウタロは大きく異なるが、素晴らしい対決だ。ラウタロはファイトし、ゴールを狙う。マークする者にとって厄介で、最初に守備をする」と、インテルの10番にも賛辞を寄せている。
「ディバラとラウタロはアルゼンチンの未来になり、メッシの後を導くことができる。ディエゴ・マラドーナのように、ひとりでワールドカップを勝たせる選手には決してならないだろう。だが、適切な助けがあれば歴史の一部になれる」
消化が1試合少ないインテルがユベントスを勝点6差で追う中で迎えるイタリア・ダービー。アルゼンチンの若きスターたちは、それぞれのチームで貢献できるだろうか。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部