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「悪者のように…」「居心地は良くなかった」インテル電撃移籍を決断したエリクセン、半年間の“葛藤”を激白

カテゴリ:メガクラブ

サッカーダイジェストWeb編集部

2020年02月06日

マンUとの交渉も認める

今冬にインテルへ移籍したエリクセン。トッテナム退団への想いを明かした。 (C) Getty Images

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 今冬の欧州の移籍市場で、並々ならぬ想いを抱いて新天地に渡ったのが、現地時間1月28日にトッテナム・ホットスパーからインテルに移籍したクリスティアン・エリクセンだ。

 今シーズン終了とともにトッテナムとの契約が満了となるエリクセンは、昨夏にも移籍を志願。一時はレアル・マドリーへの加入が囁かれたが、業界屈指の“タフネゴシエーター”として知られるトッテナムのダニエル・レビー会長を納得させるオファーは届かず、残留を余儀なくされていた。

 結局、トッテナムの一員としてプレーし続けることになったエリクセンは、複雑な想いを抱えてこの半年間を過ごしていたようだ。英公共放送『BBC』のインタビューで、「夏に退団を望んで以来、黒い羊(厄介者の意)のように扱われた」と告白している。

「僕が夏に離れるかもしれないとコメントして以降、周りは毎試合のように『いつ移籍するんだ』とか『残留するのか』とか、そんな話ばかりをしていた。街で僕を見たファンでさえも、『ありがとう、エリクセン。さよなら! グッドラック!』って言うんだ。まだトッテナムにいるのにね。少し奇妙だったよ。

 僕はインタビューで正直に話しただけだ。多くの選手たちのように隠していようとは思わなかった。正直者だと声を大にして言いたかったんだ」

 チーム内でも窮屈さを感じていたという。

「僕は世間からまるで悪者であるかのように批判を浴びた。ロッカールームで僕が悪者のになっているという記事を読んだ。普通、選手であれば、数年の間に何かあれば、出て行くことを考えるもので、僕はそれを公言しただけだった。だから、夏に『移籍したい』と言ってからは、正直なところ居心地は良くなかった」

 さらに「トッテナムに残り続けることも解決策のひとつだった」と明かしたデンマーク代表MFは、それでもインテルに移籍した理由を口にした。

「マンチェスター・ユナイテッドとも話はしたよ。何が出来て、何が出来ないかを聞いたんだ。だけど、最終的に僕は新しいチャレンジを望んだんだ。プレミアリーグのクラブに行くか、トッテナムに残ることは簡単な解決策でしかなかったんだ。そんななかで、インテルがオファーをくれた。新しい国に行くことを望んでいたから、何も迷うことはなかったね」

“新たな挑戦”という願望を叶えたエリクセン。迷いを吹っ切った司令塔のパフォーマンスに注目したい。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部
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